常念岳(2857m)・大天井岳(2922m)個人山行報告
2017年9月3日(日)~4日(月)
参加人数 3名【山行概要】
3日:一ノ沢から常念岳テント場でテント設営後に常念岳をピストン後テント泊 天候 曇り
4日:常念岳テント場から大天井岳を往復後、テント撤収し一ノ沢に下山 天候 晴れ(上空に薄い雲あり)
今回の山行の
累計標高差 約 2400m
歩行距離計 24.9km でした
9月3日(日)コースタイム
集合4:00-登山口8:19-最終水場12:00-常念テント場12:57(テント設営)14:37-常念岳15:46(休憩)16:06-常念岳テント場16:34(テント泊)
一ノ沢登山口~常念岳テント場間
標高差 約1200m
歩行距離6.7Km
常念岳テント場~常念岳間
標高差 約400m
歩行距離 約1km
天気予報では晴れでしたが、一ノ沢からずっと曇りでした。
テント場でテントを張っているときも霧の中でしたが、午後2時からすることもなかったので、常念岳を往復しました。
すると途中から霧が晴れてきました。
常念岳山頂の祠です
テント場に戻る頃から、霧もはれてきました
赤い屋根が、常念小屋です。
テント代 1000円払っても、水は1リットル200円必要です。
雲の切れ間から、金色の槍ヶ岳が見えました
槍ヶ岳が神っていました。
おやすみなさい
9月4日(月)
コースタイム
常念岳テント場4:57-東天井岳6:47-大天井荘7:40-大天井岳7:52(朝食)8:31-東天井岳9:32-常念岳テント場11:01(テント撤収)11:49-最終水場12:36-登山口15:01-(入浴)-解散20:30
常念岳テント場~大天井岳間
標高差 約800m
歩行距離 約10.5Km
常念岳テント場~一ノ沢登山口間
標高差 約1200m
歩行距離 6.7km
夜明けと同時に出発しました。
北穂の山小屋などの明かりが見えました
槍ヶ岳・大喰岳・中岳のモルゲンロートです
左から、前穂、吊り尾根、奥穂、北穂、長谷川ピークです
このパノラマラインは山ガールに人気のルートです
奥の山が常念岳です
それにしても展望に恵まれた朝でした
遠くの山まですっきりと見えました
大天井岳が見えてきました
ニホンザルの群れです
雷鳥も沢山いました。
猿が雷鳥を補食するということを聞いたことがあるので心配しました
本当に可愛い目をしています♡このように見つめられると恋におちそうです。
大天井荘が見えてきました
ここのテン場は快適そうです。
簡易トイレの常念と違って、こちらのトイレはとてもきれいです。
大天井岳に着きました
大展望です
これ程の山が、どうして百名山に選ばれなかったのか不思議です。
(百名山の中には、首を傾げるようなショボイ山もあるのに・・・・)
高瀬ダムとその奥が針ノ木岳です
鷲羽岳・ワリモ岳・水晶岳・野口五郎岳です
燕岳です。その奥が鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬岳です
遠くの山まで見渡せました。煙を吐いている浅間山などは確認出来ましたが、分からない山も沢山ありました
双六岳、三俣蓮華岳です
富士山と南アルプスです
360度どこを見ても大展望です。
展望マニアにはたまりません。
涸沢ヒュッテも見えます。
盛りは過ぎていましたが、コマクサも咲いていました
この方面に行くには、中房温泉、三股、一ノ沢など多くの登山口があります。
例えば、中房温泉から登り、三股で下山してタクシーを利用すると多額の費用がかかります。
最近は、タクシー会社の駐車場に駐めさせて貰うと、タクシー利用の場合でも駐車料金が取られます。
最も安くこれらの絶景を楽しむなら、今回の山行が参考になると思います。
地元に落とした金は、テント代1000円だけの山行でした。