【概要】
・北アルプス富山ゾーン南部、折立から雲ノ平、水晶岳、鷲羽岳、高天原を巡った
・遥か遠くに歩いた先の水晶岳、鷲羽岳からの展望は、360度の大パノラマ
・雲ノ平、高天原は黒部の秘境
・今回3日間で46kmを踏破。パーティー山行の醍醐味だった
【山行日】 2023年8月3日(木)~6日(日)【参加人数】 8名【山行記録】(1日目)折立キャンプ場18:00~20:00各自着(テント泊、車中泊)
(2日目)折立4:20 →太郎平小屋8:10/8:40 →薬師沢小屋11:45/12:10(昼食、給水)
→アラスカ庭園14:50 →雲ノ平山荘15:40(宿泊) ・距離14km、上り1700m下り600m
(3日目)雲ノ平山荘4:00 →雲ノ平キャンプ場4:25(給水)→岩苔乗越7:00/7:15
(荷物デポ)→水晶小屋8:00/8:15→水晶岳8:45/9:10 →ワリモ岳10:40
→鷲羽岳11:10/11:40→ワリモ岳12:10→岩苔乗越12:30/13:00(昼食)
→水晶池14:30→ 高天原山荘15:30(宿泊) ・距離15.8km、上り1040m下り1540m
(4日目)高天原山荘6:30→高天原峠7:30→(大東新道)→薬師沢小屋11:10/11:45(昼食)
→太郎平小屋14:15/14:50→折立17:45
→ (入浴、吉峰温泉) →金沢P20:30(解散) ・距離16.1km、上り880m下り1640m
【情報】 ●折立料金所の最終は20時と案内されてるが早い時間で締められる事があるようで 19時半には通過した方が良い(料金所スタッフに確認)
●宿泊 ・雲ノ平山荘
1泊夕食、朝弁当 13,300円(労山カードで500円引き) https://kumonodaira.com/ ・高天原山荘 1泊2食 12,000円(モンベルカードで500円引き) https://ltaro.com/lodge/takamagahara-sansou/
●下山後の入浴 ・立山グリーンパーク吉峰 入浴料650円(モンベルカード、JAFカード、イオンカード提示で60円引き) https://www.yoshimine.or.jp/?page_id=37(初日) 平日にもかかわらず、折立に夕方到着すると駐車場は埋まってました。 19時半には静寂な暗闇に包まれて、皆さんご就寝。(2日目) 4時20分出発。私達以外にも続々と登山口に集まる。寝不足で体が重い。いつもよりペースを落として進む。8時には太郎平小屋に到着(約2300m)。折立(約1350m)からここまで4時間、950mの登り。太郎平小屋で30分休息して出発。薬師岳が見送ってくれました。目の前の台地が雲の平。その先に水晶岳と鷲羽岳。雲ノ平に行くには、太郎平小屋から薬師沢小屋まで約400m下り、約600m登ります(悲)
太郎平小屋を出発して約3時間下り、11時45分に薬師沢小屋に到着。沢の水が美味しい。薬師沢小屋から沢に下りたらすぐに急登口。看板にも励ましの言葉が...こんな急登で約600m登ります。出発して7時間以上歩いてきた体には辛い。あせらずゆっくりペース、メンバーと励まし合いながら行きました。2時間40分の急登の末、雲ノ平に上がりました。もうクタクタです。アラスカ庭園の看板が現れました。林越しに見える白い山(水晶岳)が、アラスカにいるみたい、ということ?15時40分、雲ノ平山荘に到着。11時間以上、14km、上り1700m下り600m 歩きました。疲れもあってか、より幻想的に見えた雲ノ平です。少し休んだら元気になったメンバー。よく頑張りました。(3日目)4時出発雲ノ平キャンプ場の向こうに、黒部五郎岳が朝日に照らされだした。雲ノ平キャンプ場で黒部川の原水を汲む。これから行く水晶岳、鷲羽岳を下山するまで給水場はない。雲ノ平の向こう、薬師岳にモルゲンロート出発して2時間、祖父岳(じいだけ)に到着。青天に、槍、穂高、黒部五郎が美しい。7時に岩苔乗越に到着。荷物をデポします。ここは交差点で左に行けば水晶岳。右に行けば鷲羽岳。まずは水晶岳を目指します。もう3時間以上歩いてるのに、絶景で疲れがぶっ飛びます。途中、水晶小屋で休憩。屋根越しに見えるのは野口五郎岳8時45分、出発して4時間45分、水晶岳登頂。左は野口五郎岳、奥に燕岳からの表銀座、槍ヶ岳、右に黒部五郎岳、薬師岳に続く大パノラマ。山地図の中に立っているような、不思議な気分。はるか向こうに富士山水晶岳でまったりしてる間もなく、反対方向の鷲羽岳を目指します。近くて遠いような、遠くて近いような、おかしな感覚。絶景が感覚を麻痺させます。11時10分 鷲羽岳登頂。鷲羽岳山頂からの絶景。手前は鷲羽池。名残惜しく鷲羽岳を出発。荷物をデポした岩苔乗越に戻ります。水晶岳に連なる先に赤牛岳が見えます。