籾糠山(1744m)
~ブナ新緑と春の花、ミズバショウを見に~
日時 : 2024年6月8日(土)
天気 : 晴れ
参加者 : 25名
コースタイム
集合場所 7:00 – 天生峠駐車場 8:30~8:50- 天生湿原入口 9:20 - カラ谷分岐 9:35 – カツラ門 10:00 – 籾糠分岐 10:50 – 籾糠山頂上 11:20 – 休憩所(昼食)11:50~12:35 - ミズバショウ群生地 13:00 –
天生峠駐車場 14:10~14:30 –集合場所 16:00
昨秋も紅葉の「籾糠山」例会がありましたが、今回は春の花とミズバショウがメインです。
到着時は広い駐車場がほぼ満杯状態。
青空の下25名の大所帯を2班に分け出発しました。
まず入口で入山料の500円を払います。
登り始めは整備された階段からです。緑のトンネルの中を軽快に進みます。
最初に出てきたのは目玉おやじのような眼を持つギンリョウソウ。
それから鶴が羽根を広げたようなマイヅルソウ、水筒を洗うブラシのようなウワズミザクラも咲いていました。
30分で天生湿原入口に到着しました。天生湿原は見渡す限り緑です。
ここにもミズバショウが咲いているはずですが、大きく育った葉と1、2輪のお花を見ただけでした。沢山のコバイケイソウの葉が見えます。
1ヵ月先にはコバイケイソウのお花畑が見られるのでしょうか。
咲き終わったミズバショウの中に何かの卵発見!何の卵か聞きましたが忘れた(^^;
湿原の周りの遊歩道にもチゴユリ、ミツバオオレン、ツバメオモトが咲いていました。
天生湿原を過ぎるとラショウモンカズラ、ニリンソウ、ホウチャクソウ、サンカヨウ、キヌガサソウと、お花の競演が続きます。
お花撮影をしながら2時間余りでカツラ門に到着しました。
カツラ門のカツラは何度見てもすごい!
カツラ門を越え水平分岐まで緑の中を進みます。途中には渡渉もアリ。
水平分岐から籾糠分岐までは少しだけ急登もありました。
登山道脇にはオオカメノキや、石川の低山では散ってしまったコブシの蕾もありました。
駐車場から2時間、籾糠分岐まで来ました。ここから頂上までは急登もあります。
1回目の急登。
ツツジを眺めながら最後の急登。
お花の写真を撮りながら2時間半で山頂に到着しました。
山頂は狭く大勢の登山者でラッシュ状態。早々に切り上げ少し下った休憩所で昼食をとりました。
帰りはブナ探勝路を下ります。ブナ探勝路というだけあって美しいブナ林が続きます。
登山道脇はツバメオモトが咲き乱れていました。
昼食休憩から30分余りでミズバショウ群生地に到着しました。が、ミズバショウはほぼ終わっていました。
湿原の中ほどを見ると少~し残ってるかな。。。残念(;;)
その後天生湿原に戻り西岸を歩きましたが、こちらの方が、ミズバショウが残っていたようです。
駐車場に戻る手前で最後の休憩。
「籾糠山」の登山道は階段が整備され歩きやすいです。
沢山のお花に会いながら、晴れたり時折曇ったり、そして始終さわやかな風が吹く愉しい例会でした。
山で出会ったお花たち