藤原岳(1144m)
—鈴鹿セブンマウンテンで春の花を見よう!—
日時:2024年3月31日(日)
天気:曇り時々晴れ
参加人数:8名 ランクA健
コースタイム
集合場所4:45 →藤原岳観光駐車場7:45 →大貝戸登山口8:00→ 九合目10:10→ 福寿草写真タイム10:25〜10:35→藤原山荘11:00
→藤原岳頂上11:20 〜12:00(昼食)→ 藤原山荘(トイレ)12:30→ 天狗岩13:00→ 藤原山荘13:40→ 大貝戸登山口15:30
→藤原岳観光駐車場15:40 →集合場所19:00
(距離10.7km 累積標高1176m)
「『藤原岳』は鈴鹿セブンマウンテンの一つで春のフクジュソウが有名な山です。」と例会案内に書いてあったのでワクワクしながらの参加です。
心配なのは累積標高が1200m近いので、春先に果たして登れるかなという事ですが。
春分を過ぎたとはいえ出発時はまだ暗く、南条あたりで小雨となり一抹の不安が。しかし鈴鹿に近づくにつれ「山行日和」となってきました。
駐車場には、あ!桜や! 春です。
登山口は神武神社の鳥居の脇からです。信心深い参加者は山行の安全を願ってまずお詣りですね。不届き者も。。います。
四合目です。登山道には二合目から九合目までしっかりと合が記されています。八合目までは大きめのつづら折りで、杉林あり、広葉樹林ありの登りが続きます。
それが長~く長~く長~く、上り続きで下りが全くなく、思いのほかキツイこと、キツイこと(><) 登りはおなか一杯!
因みに合目の数え方は、標高でも距離でも所要時間でもなく、長い年月をかけて登山者の感覚で習慣的に付けられたものだそうです。
なので、険しい場所や坂の急な場所などでは一合の長さが短くなる傾向にあるとか。確かに行けども行けども次の合目にならないことがありました。
やっと八合目です。ここは結構広い休憩地点となっています。雪崩事故の注意看板がありました。ここからは細かいつづら折りのようです。
下山の方から「フクジュソウ咲いてましたよ~」と聞き、ワクワクしながらもうひと頑張りします。
八合目からは登山道の雰囲気がガラッと変わりました。セブンマウンテンらしいカルスト地形の始まりです。
九合目です。しっかり登ってきたなぁ~感が出てます。もうそろそろフクジュソウが出て来てもいいんやけど。。。フクジュソウどこへ行った。。。
と思ったら、ありました、念願のフクジュソウ!
ここにも
ここからはしばし撮影タ~イム! 足場の悪さもなんのその、ひたすらフクジュソウを撮影。
この子もかわいい(^^)
一面のフクジュソウ。
まだまだ撮り続けます。フクジュソウの競演が終わらない。
フクジュソウを撮り続けるうちに、あっという間に藤原山荘に到着しました。左手に藤原岳山頂が見えます。山肌には山頂へ続く登山道も見えます。
カルスト台地を軽快に山頂へ向かいます。しかし楽勝に見えた山頂までの登り道が、一番きつかった。累積標高1,000mを超えた脚には直登が堪えます。脚つりそうや。
藤原岳山頂に到着しました。見事な眺めです。お腹すいたー
山頂到着時は「フクジュソウも見たし山頂にも来たし、もう帰ろ」と言っていましたが、山頂でご飯を食べた途端みな元気になり、天狗岩に向かって
ひょこひょこ歩き出しました。
天狗岩に到着しました。天狗岩からの絶景です。この先は切り立った断崖です。先だけでなく右も左も。
あとはひたすら下山しました。春早々に、白山の別当出会いから弥陀ヶ原まで行ったようなものです。
さすがに冬明けの、登り慣れていない体には堪えましたが、フクジュソウとカルスト地形を満喫できた素敵な山行でした。
CLさんはフクジュソウが咲いているかとても心配されたようですが、大満足です‼ ありがとうございました。