大菩薩嶺(2,057m)・竜ヶ岳(1,485m)
~冠雪富士の好展望と人気のキャンプ場を楽しむ~
■山行日: 2023年11月17日(金)~11月19日(日) 2泊3日
■参加者: 12名
■山行記録
11月17日(金)・1日目 金沢市内P 5:45 ― 福光IC/一宮御坂IC ―ほうとう不動 河口湖北本店11:20 ― 旅の駅kawaguchikobase12:17 ― 河口湖もみじ回廊13:15~14:43 ― 河口浅間神社・天空の鳥居14:53~16:23 ― 大和自然学校17:40 (入浴・施設泊)
*大和自然学校(宿泊先) 自然体験型宿泊施設【甲斐の国大和自然学校】(fitz-sc.com)
*ほうとう不動 河口湖北本店 ほうとう不動「ほうとう、河口湖、富士山、郷土料理」(houtou-fudou.jp)
*河口湖もみじ回廊 富士河口湖紅葉まつり|富士河口湖町観光情報サイト(fujisan.ne.jp)
*河口浅間神社・天空の鳥居 河口浅間神社公式サイト(asamajinja.or.jp)
*旅の駅 kawaguchiko base 旅の駅 kawaguchikobase
11月18日(土)・2日目 大和自然学校6:15 ―上日川峠第2 P 6:50 ― ロッヂ長兵衛7:05 ― 福ちゃん荘7:34~7:44 ― 大菩薩嶺9:00 ― 大菩薩峠9:57~10:32 ― 福ちゃん荘11:06 ― ロッヂ長兵衛11:27 ―上日川峠第2P 11:33 ― オギノ河口湖店13:15 ― ふもとっぱらキャンプ場14:10 (テント泊)
*大菩薩嶺 : 歩行距離:7.6km、累積標高差:上り552m/下り551m
大菩薩嶺コースガイド|上日川峠~大菩薩峠周回コース| YAMA HACK[ヤマハック]
*ふもとっぱらキャンプ場(テント泊)ふもとっぱら - ふもとの自然を生かした景観・体験・休暇施設 (fumotoppara.net)
11月19日(日)・3日目 ふもとっぱらキャンプ場8:45 ― 本栖湖キャンプ場P 9:00 ― 湖畔登山口9:40 ― 竜ヶ岳(大休憩)11:30~12:00 ― 見晴台12:47~13:05 ― 本栖湖キャンプ場P 14:13 ― 道の駅 朝霧高原(昼食)14:32― 上九の湯ふれあいセンター(入浴)15:40 ― 甲府南IC/福光IC ― 金沢市内P 22:00
*竜ヶ岳周回コース : 歩行距離:6.5km、累積標高差:上り616m/下り616m
竜ヶ岳|絶景の富士を思う存分満喫!初心者にもおすすめの日帰り登山コースと周辺情報| YAMA HACK[ヤマハック]
*十九の湯ふれあいセンター 甲府市上九の湯ふれあいセンター/富士の国やまなし観光ネット山梨県公式観光情報(yamanashi-kankou.jp)
今回、CL自身が例会のメインとしてこだわったのは、①ふもとっぱらキャンプ場で夕景・朝景の冠雪富士をのんびりと観賞すること ②大菩薩嶺で連なり重なる山々を守るように鎮座する、神々しい冠雪富士を参加者全員で拝むこと。
例会日が近付き、天気予報は出発前日から激しい降雨。1日目の14時辺りまで降り続け、以降は晴れ予報に落ち着いた。
こだわりの①②を達成すべく、ふもとっぱらキャンプ場(テント泊)を2日目にスライド、1日目は大和自然学校(施設泊)とし、山中湖キャンプ場(テント泊)は中止。それに伴い大幅にプラン変更となったが、2日目以降の晴れ予報に期待し臨んだ。
結果、1日目は天気予報通り、雨。現地で強雨にも降られたが、山梨県の郷土料理「ほうとう」を頂き、旅の駅kawaguchiko baseで晴れ間を待った。河口湖もみじ回廊・河口湖湖畔の散策を終える頃、雲隠れしていた富士山が徐々に姿を現してくれた。河口浅間神社・天空の鳥居へ移動する頃には完全に雲を払い、夕暮れ近く、晩秋の色彩に染まった富士と鳥居の御利益感満載の風景が私達を出迎えてくれた。
2日目、霜柱の長さに騒ぎながら大菩薩嶺を登る。振り返ると連なる山々の向こうにみたかった神々しい冠雪富士の姿。富士山山頂の方は雲が付いており、南アルプス方面も終始雲に覆われ大展望はみれず。風が冷たく眺望もクリアではなかった為、予定していた雷岩周辺での休憩を止め、介山荘まで進み一息。売店で購入したしょうが湯や甘酒でほっこり。
下山後、地元のスーパーで食材を購入し、ふもとっぱらキャンプ場へ。時折、強風にあおられながらも何とかテントを設営。夕方、期待していたピンク色に染まる冠雪富士は巻かれた雲が取れず、少しの間だけ、山頂の雲が染まる程度だった。夕食はCSL担当の料理の他、各自差し入れもあり、お酒が進む。焚火を囲み団らん後、冬の星座を眺め、撮影してから就寝。
3日目、きんと冷えた空気の中、富士山裾野からの御来光を楽しむ。太陽が昇ると同時に一気に暖かくなり、改めて太陽の偉大さを肌で感じ取る。のんびりと朝の時間を過ごし竜ヶ岳へ。本栖湖ブルーを横目にやや急な斜度の登山道を登る。稜線に上がると笹原の向こうにどーん!と冠雪富士。なだらかに続く裾野の美しさにも歓声が上がり、何度もカメラの出番。休憩後、山頂の展望ポイントで南アルプス・八ヶ岳の眺望を楽しみ、周回でなだらかな登山道を下りる。下山路では、さらに見晴らしが良く、青空下も相まり、神々しさ・優美さを増す冠雪富士を堪能。途中、見晴台のあずま屋でまったりしていると、富士山山頂に浮かび上がってきた三日月をメンバーが発見。
何はともあれ、KHC名カメラマン撮影の写真をご覧ください。
11月17日(金)*1日目-----------
河口湖もみじ回廊にて*回廊を鮮やかに彩る木々〈photo by tamayo〉
燃ゆる紅葉①〈photo by yoko〉
燃ゆる紅葉②〈photo by tamayo〉
久保田一竹美術館正面前にて*晩秋の階段〈photo by ayumi〉
久保田一竹美術館*インドの古城に使用されていた数種類の扉を組み合わせた正門
デザインが美しい〈photo by ayumi〉
久保田一竹美術館*正門の全貌と門内で庭園撮影中のメンバー
〈photo by yoko〉
撮影していた庭園はこちら〈photo by kumiko〉
久保田一竹美術館*庭園の大滝〈photo by tamayo〉
河口湖*湖畔散策を終える頃、雲が取れてきた
河口浅間神社・天空の鳥居にて
完全に雲が取れた富士山。写真左下には撮影順番待ちの列〈photo by masayoshi〉
鳥居越しの富士〈photo by tamayo〉
夕景の紅葉と富士〈photo by kumiko〉
大和自然学校にて宴会
11月18日(土)*2日目-----------
大菩薩嶺にて*晩秋のカラマツ林を歩く〈photo by yumiko.y〉
振り返ると、連なり重なる山々を守るように鎮座する富士の姿〈photo by yumiko.y〉
開けて気持ちの良い稜線歩き〈photo by miho〉
稜線からの甲府盆地〈photo by yumiko.y〉
大菩薩嶺にて*冷え込み、伝わりますか?
ふもとっぱらキャンプ場にて
16:36 染まる山頂の雲〈photo by tamayo〉
16:57 刻々と変化する富士を眺める〈photo by kumiko〉
夕食・宴会はCSL担当の料理の他、個性的な差し入れもあり、お酒が進む。
炭火で焼いた干し魚やマシュマロも格別!〈photo by yumiko.y〉
焚火を囲んで団らん〈photo by yumiko.y〉
広大なふもとっぱらキャンプ場がテントの灯りで埋まる〈photo by yumiko.y〉
冬の星座を眺め、撮影してから就寝〈photo by yumiko.y〉
11月19日(日)*3日目-----------
ふもとっぱらキャンプ場にて
夜明け前のシルエット〈photo by nahoko〉
6:52 御来光〈photo by eiji〉
テントに霜〈photo by yumiko.y〉
本栖湖ブルー〈photo by tamayo〉
竜ヶ岳*登りの風景〈photo by yumiko.y〉
人気のある竜ヶ岳。やや混雑した山頂〈photo by yumiko.h〉
山頂展望ポイントにて*山座同定①
山頂展望ポイントにて*山座同定②
下山時もこの絶景に何度もカメラの出番〈photo by kumiko〉
見晴台・あずまやにて〈photo by nahoko〉
山頂右上に小さく薄っすらと三日月〈photo by yumiko.y〉
ズ―ム!富士山と三日月コラボ。貴重なショット〈photo by miho〉
この美しさ!どうですか!〈photo by eiji〉
下山。駐車場近くで振り返ると木々の隙間から富士山。まるで、お見送りしてくれているよう。
〈photo by yoko〉
何度訪れても、寒くても、この時期にまた訪れたくなる場所。
雪化粧でさらに神々しさを増す富士山の姿。日本人として大切に守るべき宝物。
今回、会員の皆様と共に冠雪富士の絶景を楽しめ、とても貴重で贅沢な時間を過ごすことができました。
SLを始め、皆様のおかげです。ありがとうございました。
by 参加者