綿向山(1,110m)
滋賀県 A健
山行日:2019年11月24日(日)
参加者:23名
天気:くもり時々晴れ
コースタイム:
金沢5:00→(八日市IC)→御幸橋駐車場7:50~8:13→竜王山登山口8:55→竜王山山頂9:35→鉄塔9:53→オンバノフトコロ10:00→917mピーク10:33→幸福ブナ11:45→綿向山山頂11:50~12:30→金明水12:47→行者堂(7合目)13:00→5合目小屋13:17→表参道登山口14:07(ヒミズ谷出合小屋)→御幸橋駐車場14:22~14:50→金沢18:00
琵琶湖の南東、滋賀県蒲生郡日野町に位置する、鈴鹿山系の綿向山を竜王山から登って周回しました。当日は季節外れの暖かさで日中の平地気温は20℃まで上がり、登山口から竜王山までの登りで、特に山頂手前は急な階段だったので、思った以上に汗をかきました。竜王山からは稜線歩きですが、小ピークをアップダウンして越えていきます。急斜面を登ることもあり、木の根と石、土のミックスで滑りやすいところもあったので、このルートを下山路に使う場合は注意が必要だと思います。
紅葉はふもとの方まで下り、登山口付近は赤やオレンジ色に色づいたモミジや黄色に染まった木々も見られました。稜線付近はすでに落葉していましたが、その分見通しが良くなっていました。
綿向山山頂には綿向神社の鳥居と奥宮があり、その隣には立派なケルンが建っていました。この日は他の登山者も多く、広々とした山頂は賑わっており、ベンチに座って、ゆっくり景色を見ながら過ごすことができました。山頂からは北西に近江の街や琵琶湖、東に鈴鹿セブンマウンテンの雨乞岳や鎌ヶ岳が近く、南東には太平洋の伊勢湾もチラりと見え、遠くにきたもんだと実感しました。
御幸橋駐車場。2班に分かれて出発。
登山口までの林道歩きでは,素敵な紅葉も見られました。
竜王山登山口。登山ポストが設置されていました。
千畳平。お寺の跡地。
竜王山山頂直下は急な階段が続きます。
汗をしぶって竜王山山頂に到着。
通行注意の看板。
近江の街と奥に琵琶湖。
気持ちのよい稜線歩き。
ところどころにいい苔が。のびのびと育っています。
縦走路にはレスキューポイントの看板が設置されていました。
急な斜面の登り。
登りきると展望が開け、左奥が雨乞岳、右奥が鎌ヶ岳。
もうすぐ山頂。
ブナの珍変木「幸福ブナ」。くぐると幸せになれるというので、順番にくぐりました。
綿向山山頂に到着。まずは鳥居をくぐって神様に参拝。
11月10日は標高にちなんで綿向山の日で、当日は1000人以上が登山する一大イベントだそうです。
ケルンはタイムカプセルにもなっていて、来年2020年に開けると後ろの石碑に書いてありました。何が入っているのでしょうか?
奥の方に伊勢湾。
お昼を食べて、表参道から下山します。始めは階段が続きます。
登山道(参道)はバリアフリーのスロープのように整備され、なだらかな道がつづら折りで続きますが、こんな崖のそばも通るのでご注意。
この辺りの地域ではヒノキの植林もされているようです。
7合目の行者コバ。行者堂が祀られています。
5合目小屋。トイレなし。鐘は良い音が響きました。
注意事項に従い、1人ずつ橋を渡りました。
表参道登山口到着。ヒミズ出合小屋。
天然記念物の接触変質地帯。
最後は川沿いの林道を進み、駐車場に戻りました。綿向山は雪山も人気らしいですよ。