横尾テント泊~涸沢(2,309m) A健
山行日:2017年10月7(土)曇り時々雨~8日(日)晴れ
メンバー:6名
コースタイム:
<1日目> 集合場所4:00→ アカンダナP 6:15~6:50→ 上高地バスターミナル7:36発→ 明神8:20→ 徳沢9:22
→ 横尾10:23着~テント設営・昼食~12:00→ 槍見台(第1ベンチ)12:30→ 第3ベンチ13:10→ 横尾14:10(テント泊)
<2日目> 横尾6:02→ 本谷橋6:53→ 涸沢8:43~9:50→ 横尾12:12~テント撤収・昼食~13:25→ 徳沢14:09
→ 明神15:03→ 河童橋15:48→ 上高地バスターミナル17:05→アカンダナP 18:00→ 集合場所20:30
紅葉で超有名な涸沢カール、それとともに超混雑するこの時期に、少しでも混雑を避けるため、横尾でテント泊した後、翌朝に涸沢を目指しました。3連休の初日、天気予報は良くなかったですが、午後には雨が上がる予想で、翌日も翌々日も晴れ、決行と相成りました。予想を裏切る雨の中、傘を差して夕食を準備し、軒下で食べた温かいクリームシチューとフランスパンが、とてつもなく美味しかったこと、翌日は澄んだ青空の広がる快晴で、紅葉も穂高連峰も美しく、涸沢ヒュッテの名物おでんも食べて大いに満喫してきました。
<1日目>
平湯のアカンダナ駐車場。天気予報のせいか、心配したほど混んでおらず、スムーズに駐車できました。
小雨の降る中、傘を差しつつ上高地バスターミナルを出発。
河童橋。穂高は全く見えません。
徳澤。赤く紅葉している木もあり、期待が膨らみます。徳澤園から漂うカレーの匂いに鼻の穴も膨らみました。
横尾に到着。雨も上がり、薄日が差してきました。昨年トイレと水場が増築され、快適になっています。
まずはテントの設営(1人700円)。左は男性の個人宅、右は女子寮。横尾大橋のたもとにもテントスペースがあり広々としています。
誘惑に負けて横尾山荘のラーメン(700円)を食べました。なかなかの美味しさでした。
腹ごなしに槍見台の第3ベンチまで。蝶ヶ岳に向かう樹林帯の結構な急坂を1時間程登りました。残念ながら今日は何も見えません。
哀愁漂う背中には、次の欲望が溢れて出ています。
横尾に戻り、売店の軒下でまったり。自販機が設置してあり、いつでも飲めてしまいます。
それから雨が降りだしてきて、時折強く降り止む気配なし。雨の中、傘を差しながら調理したクリームシチューとギョーザ。軒下ベンチで皆で並んで座りいただきました。リーダーの愛情たっぷりで心も身体も温まりました。
<2日目>
夜中には雨も上がり、十六夜の明るい月と星空が見えました。今朝はすっきり晴れ渡り、前穂が顔を出しています。涸沢のモルゲンロートもさぞ美しかったでしょう。
横尾山荘前は朝から大賑わいです。いざ涸沢へ向けて出発!
存在感抜群の屏風岩。
朝日が眩しい本谷橋。この先から登山道は急登が増え、一気に高度を上げていきます。
遠くに見えるは南岳と南岳小屋でしょうか。登るにつれ、木々の色づきが深まってきました。
奥穂高と涸沢岳が見えてきました。この辺りから紅葉がますます綺麗になっていきます。
涸沢ヒュッテと涸沢小屋の分岐。前穂と奥穂の吊尾根が目の前にドーンと現れます。
9時前に涸沢ヒュッテに到着。この時間帯は、まだそれほど混雑してはいませんでした。
天下の絶景です。
分かりやすい山の解説板。ヒュッテオーナー作。
昨日の悪天候にも関わらず、テント場は賑わっています。
名物のおでんと、この風景。最高っす。
北穂や奥穂が私を呼んでいる・・・後ろ髪を引かれる思いで下山。
下山時は日が照って、朝よりもさらに紅葉が綺麗に見えました。人もどんどん増えてきて、すれ違いが大変でした。
横尾に帰還。テント撤収し、帰路につきます。
最後の締めは徳澤園のソフトクリームで。
このとき、まだ我々はこの後バスターミナルで待ち受ける長蛇の列を想像だにしていませんでした・・・
良くも悪くも様々な経験ができた楽しい2日間でした。(^_^)