茂倉岳(1,978m)谷川岳(1,977m) 万太郎山
日時:28年9月27日(火)~28日(水) 参加者4名
コースタイム
27日 (晴れ) 金沢4:10-湯沢IC-茂倉岳登山口7:58-矢場の頭10:22-茂倉岳12:19-ノ倉岳13:05-ノゾキ13:30-オキの耳14:14-
トマの耳14:30-肩の小屋14:38(泊)
28日 (曇り後雨) 小屋出発6:20-オジカ沢の頭7:25-分岐9:31-万太郎山9:34--万太郎登山口12:42-茂倉岳登山口13:30--上越IC-金沢18:20
谷川岳といえば土合口からロープウェイ利用、天神尾根を通ってトマの耳とオキの耳を往復して帰る。日帰り登山が最もポピュラーで、私も7年前にその一番楽なコースで来ました。
その時に見た万太郎山へ続く尾根の美しさが(あんなところを歩けたらどんなに素敵だろうか!)印象に残りました。
今回、土樽の茂倉新道から茂倉岳に登り、一ノ倉岳、谷川岳の肩の小屋で一泊。翌日は万太郎山経由で吾策新道を降りる‥の「稜線漫歩」を計画しました。
予想通りというか期待以上の素晴らしさでした。
茂倉岳登山口の駐車場には車は1台もなく、この日登ったのはおそらく我々のみでしょう。茂倉~谷川間では数組の人達とすれ違いました。
翌日の谷川~万太郎も会ったのは2名のみ。静かでこの壮大なスケールの景観を独り占め(4人占め)でした。
家を出る際に「お弁当とおかずその他色々が入った袋」と家人の昼の予備に買った「吉野家の牛丼が入った袋」を間違えてザックに入れ、
1日目の昼食は「牛丼」、2日目の昼食は「腐りかけた牛丼」という惨めな状況でしたが、コンビニで仕入れたお弁当の袋を丸ごと車に置いてきた人より幾分ましかな?
万太郎からの下り途中で雨が降って来て、ただでさえ滑りやすい道を慎重に気を張って下山しました。万太郎側の駐車場にも車は一台もありませんでした。
今回使った茂倉新道・吾策新道ともに、急登でもあり粘土質の土も木の根もとても滑りやすく、我々全員何度も滑りました。
スケート選手には良いですが、受験生やお笑い芸人にはおすすめコースではありません。
地図
茂倉岳登山口
はじめはずっと樹林帯 美しいブナ林も
深い谷を隔てたむこうは明日行く万太郎山
茂倉岳への登り
このような写真を撮るためには先に登ってカメラを構えなければ 田中陽希もすごいけどカメラマンのキツさが実感できた
もうすぐ頂上
茂倉岳頂上
これから行く谷川岳までの稜線 手前から一ノ倉岳・オキの耳・トマの耳 肩の小屋も小さく見える
東側は激しく切れている
ノゾキから覗くと(実際は垂直に近い)
紅葉と岩場に挑むおばちゃん
手前がオキの耳 奥がトマの耳
オキの耳頂上 手前ですれ違った若い男子に「あれがオキの耳ね?」って聞いたら「いえ、あれはロバの耳です」って愉快な返事が返って来た
トマの耳頂上 ガスの流れが速い
肩の小屋はすぐ下 今日はこの小屋でお泊り ここから大声で「ビール下さ~い!」と注文した
翌日 朝焼け
見えますか 真ん中少し右 富士山 日本人は富士山見るとやたら嬉しくなる
今日は良い予報ではなくガスってますが万太郎山に向かいます
ガスが切れてきた
北側は深い谷
向かう万太郎山 後ろに苗場山
振り返ると昨日から歩いて来た軌跡が一望に
よく歩いたもんです
万太郎登頂後ここを下る
分岐に着いた
万太郎頂上
万太郎から仙ノ倉方面
ここから先は激下り。慎重に気を付けながらも何回か滑り、万太郎登山口に到着。
車道を約50分歩いて駐車場に戻りました。帰りは湯沢ICからではなく経費節減で上越まで下道で帰りました。 END