ワカン講習会(旧セナスキー場)報告
2019年1月20日(日) 雨
参加人数 14名 ランク A健
コースタイム現地集合7:45-(講習会:ワカン装着訓練、ワカン歩行基礎、ローテーション、ツェルトによる救助方法、雪洞作り、反省会)-現地解散12:00
前日の予報では雨の降水確率100%、きっと中止になるだろうと高を括っていたのですが、掲示板に中止の投稿もなくメールの中止連絡もありませんでした。
集合場所では「鬼の」(失礼しました)「熱心な」教育部の熱血講師が出迎えてくれました。
降り続く雨の中、さすがに鬼の目にも涙というか、お慈悲というか、予定を早めて昼に解散となりました。
先ずは自己紹介と座学です。(全員立っていますが・・・)
山行計画書と読図について学びました

実践講座の最初は、ツボ足(ワカンなどを装着しない登山靴だけ)で歩きます。今年は雪が少ないのですが、やはりゴボリます。
(ゴボルとは、雪に足がはまることを表す金沢弁です。状況を的確に表した優れた擬態語なので、是非全国に広めて標準語になって欲しいです)

初めてワカンを履く人へのアドバイスをしました

ワカンを履くと確かに「ごぼらなく」なります。
ワカンで歩くときには、足を上に上げることを教わりました

北海道大学のクラーク博士像のようなポーズで、各自へのアドバイスをして頂きました。

そして2班に分かれて、旧セナスキー場をワカンで進みます

隣の班です

ラッセル時のローテーション方法の実践です。
今年は雪が少なく、ラッセルどころかヤブが出ています

ツェルトの固定方法を学びました

ツェルトでのけが人移動の方法について学びました。

ヨイッショ!

雪洞訓練ですが、少し掘るともう地面が出てきます。
なので雪洞にはなりませんでした

雨が強くなってきたので、前に進まず下山しました

雨の中、教育部の講師と参加の皆さん本当にお疲れ様でした。雪のコンデションが最悪で、修行の様な講習会になりました。
今回初めて参加の新人の皆様へ
ワカンハイクは雪の状態が良ければ本当に楽しいです(特に下り)
2月には、医王山、宝達山などのワカンハイクが計画されています。今回の最悪のコンデションで、ワカンハイクを嫌いにならないで、是非これらの例会に参加してください。
解散後に気が付いたのですが、集合写真を写すことを忘れていました。
ごめんなさい。