天王山 例会
-天下分け目のゆる山とビール工場見学-
日 時 : 2024年12月22日(日)
山 名 : 天王山(270m) 京都府大山崎町
参加人数 : 11名 ランクA健
天 気 : 晴れ
歩行距離:約5.7km、累積標高:(登り)約253m (下り)約262m
【コースタイム】
〇集合場所5:00-金沢西IC-名神大山崎IC-JR山崎駅前駐車場8:20-宝積寺8:35~8:45-旗立松展望台9:15~9:20-酒解神社9:35~9:45-天王山9:50~10:10-JR山崎駅前駐車場11:00~11:40(昼食、着替え)-阪急大山崎駅11:50-阪急西山天王山駅11:52-サントリー京都ビール工場見学12:10~13:45-阪急西山天王山駅13:59-阪急大山崎駅14:01-大山崎町歴史資料館見学14:10~15:00-JR山崎駅前駐車場15:20-名神大山崎IC-金沢西IC-集合場所18:45
~「天下分け目のゆる山とビール工場見学」~
12月22日(日)、今年最後の例会は、多分誰もが名前を知っている『天王山』を訪ね、京都の地に11名で行ってきました。
最初の目的地は「天下分け目の天王山」。ここは1582年、豊臣秀吉と明智光秀が天下をかけて戦った「山崎の戦い」の舞台として知られています。天王山山頂からは、歴史を感じさせる大山崎の街並みや淀川が見渡せ、戦国時代の緊張感を想像しながら、現代の穏やかな風景を楽しむことができました。
続いて訪れた「サントリー京都ビール工場」では、ビール製造の過程を見学。原料へのこだわりや技術の進歩に触れることで、普段の一杯がより特別に感じられるようになりました。
最後に訪れた「大山崎町歴史資料館」では、天王山にまつわる歴史や地域の文化について深く学び、今回のハイキングのテーマにさらなる奥行きを加えました。
金沢は雨、米原を過ぎたあたりから雪にも見舞われましたが、ここ京都の地は別世界。晴天に恵まれたこの日は、歴史に触れ、ビール工場見学でリフレッシュする、大人ならではの社会見学会となりました。この楽しく有意義な1日の様子を、写真とともにお届けします!!
①JR山崎駅前の駐車場から出発すると、すぐに日本の大動脈 JR東海道本線の踏切に!
新快速やサンダーバードなどいろんな電車が頻繁に通っていきます。皆さん、すぐに「撮り鉄」に(笑)
②踏切を渡ると、すぐに「天王山 登り口」です。紅葉がとてもきれいです。
③思わず、きれいな紅葉のアップ写真、撮っちゃいました!!
④しばらくは閑静な住宅街を通っていきますが、とてもきれいな紅葉のあるお宅がありました。
⑤宝積寺の山門ではにらみを利かせた金剛力士がお出迎えです。
⑥宝積寺の三重塔、「豊臣秀吉 一夜之塔」と呼ぶそうです。
宝積寺は奈良時代の高僧・行基に由来する古刹です。閻魔王と眷属、三重塔など多数の重要文化財を有し、山崎合戦の後には秀吉の天下取りの舞台ともなりました。
⑦宝積寺の本堂です。
⑧本堂の横には、願い事を書いた可愛らしい小袋が飾られていました。
⑨宝積寺から天王山山頂を目指します。今から山登りが始まります。
⑩どんどんと登っていきます。登山道はとても整備されています。
⑪途中の青木葉谷展望広場からの眺めです。大阪平野が一望できる絶景です!
⑫しばらくすると、酒解(さかとけ)神社の大きな鳥居が見えてきました。
⑬8合目付近にある旗立松展望台です。山崎合戦の時、羽柴(豊臣)秀吉が味方の士気を高めるため老松の樹上高く千成瓢箪の旗印を掲げたところ、戦局が優位に動いたといわれています。
⑭旗立松展望台からの眺めです。眼下には淀川の流れ、京都盆地が望めます。
⑮このハイキングコースは「秀吉の道」と名づけられ、山頂までに羽柴(豊臣)秀吉の天下取りの物語を解説する案内板が美しい陶版で製作されています。
⑯ところどころに竹林があり、とても風情があります。
⑰酒解神社の三社宮です。
⑱酒解神社の本殿です。正月も近く、神社の方が掃除とお飾りをしていました。
⑲天王山山頂まであと0.1㎞です。
⑳天王山山頂につきました!標高270.4mです。
㉑天王山の頂上です。今日残る城跡は、羽柴(豊臣)秀吉が天正10(1582)年6月に起こった山崎合戦の直後に築城したもので、天下統一の出発点になった城です。
㉒山頂から降りて、JR山崎駅前駐車場で昼食、着替えをした後は、サントリーの京都ビール工場に向かいます。阪急大山崎駅から電車に乗ります。
㉓電車で一駅、阪急西山天王山駅で降りました。なおこの駅の頭上には高速道路が走っています。
㉔歩いて20分ほどで、サントリーの京都ビール工場に着きました。大人の社会見学会ですね(笑)
㉕とても大きなビール工場が目の前に現れました。天然水仕込「プレミアム・モルツ」などの工場です。
㉖いよいよ工場見学が始まります。きれいなお姉さんが、とても丁寧に案内してくれました!!
㉗仕込工程です。ホップ特有の香りと苦みを持った麦汁を作る工程です。
㉘工場見学での一番の撮影スポットとのことです。華やかな映像を使って、ビールづくりを伝えています。
㉙今まで金色だった缶が、突然「プレミアム・モルツ」に変身しました!!
㉚パッケージング工程。缶の中にビールを入れる機械です。
㉛パッケージング工程。缶酎ハイを箱詰めする機械です。動いていました!!
㉜最後はお待ちかねの試飲タイム!できたてのプレミアム・モルツが飲める!!
でも金沢に帰ってから運転するので、少し我慢気味…(涙)。でもとても美味しかったです!!
㉝最初の一杯と3種のプレミアム・モルツの飲み比べ。味に違いが分かりました。
㉞今日最後の見学先、大山崎町歴史資料館。阪急大山崎駅から歩いてすぐの大山崎ふるさとセンターの2階にあります。
㉟大山崎の歴史を知るには、まずココに!古代、中世、近世の各コーナーと山崎合戦のビデオや茶室・待庵の実物大レプリカ等が展示されています。
これもご縁で、現役の時は1ヶ月に一度金沢に出張していたという、にぎやかなおじちゃん(笑)がボランティアガイドをしてくれました。
それでは、天王山とビール工場見学に参加いただいた皆様、大変お疲れ様でした。次回も楽しいハイキングができることを期待します!
そして最後までお読みいただいた方々、ありがとうございました!
~今年1年もあとわずかとなりました。皆さん、よいお年をお迎えください!!~