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例会山行報告 >> 記事詳細

2023/10/04

五竜岳例会報告

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      五竜岳(2,814m)
           ― 五竜岳と牛首の岩稜帯に挑戦 ―
 
【日  程】  2023(令和5)年9月30日(土)~10月1日(日)
【参加人数】  8名
【コースタイム】
 〇1日目  歩行距離: 7.9km  累積標高差: +1,164m -518m
  集合場所4:30-白馬八方第3駐車場7:10-八方駅7:40-(八方アルペンライン)-八方池山荘(1,835m)8:30
  -丸山10:35~10:50-唐松岳頂上山荘(昼食)11:40~12:15-牛首13:00-大黒岳13:35-五竜山荘(2,490m)14:35

 〇2日目  歩行距離: 9.3km  累積標高差: +593m -1,547m
  五竜山荘(2,490m)6:00-五竜岳(2,814m)7:00~7:15-五竜山荘7:55~8:40-西遠見ノ池9:55~10:05
  -大遠見山10:25-中遠見山(昼食)11:05~11:35-小遠見山11:50~12:00-地蔵の頭12:40~12:50-アルプス平駅13:05
  -(白馬五竜テレキャビン)-とおみ駅-入浴14:45~15:30-集合場所18:00



【概  要】
 天気予報は、1日目は夕方から雨予報、2日目は雨交じりのくもり予報で中止とするか、CLと悩みましたが、決行。眺望はのぞめなくとも、できるだけ雨に降られませんようにと祈りつつ、向かいます。
 五竜岳は、深田久弥が著書「日本百名山」で「山容雄偉、岩稜峻厲(しゅんれい)、根張りのどっしりした山」「ゴツゴツした荒々しい男性的な力強さをそなえている」と表現した山で、一度は登りたい登山者憧れの山です。
 八方アルペンラインでゴンドラ、リフトを乗り継ぎ、唐松方面に向かいます。青空が広がり、白馬三山、五竜岳や双耳峰の鹿島槍ヶ岳が私達を迎えてくれました。
 唐松岳頂上山荘から五竜方面に向かうと、すぐ牛首の岩場です。黒部側が切れ落ちたナイフリッジの鎖場を過ぎ、40分くらい岩場を下ります。その後ももったいないくらい高度を下げ、白岳へ登り返し、何とか雨に遭わずに五竜山荘に到着。玄関には武田信玄の家紋・武田菱が描かれています。夜中には暴風雨となり、明日はどうなるか心配になりました。
 翌朝起きると、雨は降っていないものの、霧で真っ白。朝食後、これからの行程について全員でミーティング。みんな、やっぱり頂上に登りたい!ということで、暴風だったり雨で滑ったりなど危険なコンディションなら引き返すことにして、五竜岳に向かいます。頂上直下の岩場は手強く、さらに濡れた岩は滑りやすく、慎重に登り、無事全員が登頂できました。
 五竜山荘からは、アップダウンを繰り返しながら、長い遠見尾根を下ります。赤や黄の紅葉がとても綺麗でした。少しずつ天気が回復してきたものの、五竜岳は再び姿を見せてくれず、ちょっと残念。
 CLはじめ参加者、留守宅の皆様、お蔭様で楽しい山行でした。また、貴重な経験を積むことができ、感謝申し上げます。ありがとうございました。


八方駅から八方アルペンラインを利用。意外と青空でラッキー
心配していた行列もなく、スムーズにゴンドラに乗れました


黒菱平からの白馬三山が美しい


黒菱平からの白馬三山 黒菱ラインと合流すると登山者が増え賑やかに


絶景!紅葉の八方池と不帰ノ嶮 (撮影 H.Iさん)


丸山までもうひと頑張り。青空と紅葉のコントラストが綺麗


丸山から、不帰ノ嶮、天狗岳、白馬鑓ヶ岳


唐松岳と不帰ノ嶮 迫りくる岸壁 迫力あります


唐松岳頂上山荘とたおやかな緑の唐松岳(撮影 Y.Kさん)


唐松岳は残念ながらスルー(撮影 T.Iさん)


いよいよ本日の核心部・牛首へ 正面の五竜岳が男前(撮影 H.Iさん)


牛首の岩場が続く


みんな、岩場好き?

五竜岳まで続く稜線。素晴らしい眺望。まだまだ遠いなぁ


牛首の岩場が意外と続く(撮影 H.Iさん)


歩いてきた稜線と唐松岳を振り返ります。もうひと登りで五竜山荘


五竜山荘に到着。お疲れ様でした。武田菱がどんとお出迎え
CLが参加者に由来を説明していました


ちなみに由来は五竜岳山頂直下にみえる雪形


五竜山荘の豪華な晩ご飯。カレーライスにおかずまでついてます。おいしかった


五竜山荘の名物といえば、このTシャツでしょう


2日目 霧の中、五竜岳登頂


頂上直下の岩場が手強い


雷鳥に2回逢えました。2回目は白岳周辺に5羽ほど



少しずつ天気が回復。遠見尾根の紅葉が綺麗でした


小遠見山から 白馬・五竜は雲の中でしたが、出発した八方尾根がみえました


白馬五竜高山植物園で牧野富太郎展開催中
コマクサやカライトソウ、ホテイランなど多数の高山植物の名付け親だそう
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