近江今津・海津例会
-加賀藩飛地を巡る-
2023年9月9日(土)曇りのち晴れ
参加人数 8名 ランクA
コースタイム
集合7:00-マキノ駅8:55-海津港後9:20-吉田酒造9:50-正行院10:15-願慶寺10:30-
マキノ駅11:30-(近江今津への移動と昼食)-近江今津駅13:12-金沢藩今津代官所跡13:25-
住吉神社13:30-曹沢寺13:45今津ヴォーリズ資料館14:05-旧今津郵便局14:15-
近江今津駅14:30-愛発舟川の里15:20-解散17:00
午前の部 マキノ駅周辺
午後の部 近江今津駅付近
私は今回の例会で初めて知ったのですが、滋賀県に金沢藩の飛地があったようです。
今の様に、高速道路や国道の無い時代にあっては、びわ湖は、京都への重要な海運による物流拠点だったと思います
今風に言えば、加賀藩の利権?だったのでしょうか
スタートはJRマキノ駅です
そこから、柴犬君の熱烈歓迎を受けた後、びわ湖に出ました
可愛い~♡
海に出た感じですが、びわ湖なので潮の匂いがしません。日本海に慣れた私には、不思議な感じでした
SUPが楽しそうでした。クラゲが大嫌いで海の遊びが出来ない私でも、びわ湖なら楽しめそうです
海岸線沿いのいかにも旧街道を思われる道路を歩きます
このようなベンガラ色の時代を感じさせてくれる家もあれば
タイの寺院を思わせるような建物もありました
文化的な景観にも配慮されているようです
日本酒が大好きな今回のCLさんの聖地ともいえる酒蔵もあり、CLさんは吸い込まれるように入っていきました
また自転車の愛好者達には、びわ湖一周(ビワイチというらしい)の聖地でもあるようです
本当に多くの自転車と出会いました
びわ湖一周がビワイチ
淡路島一周がアワイチ
カレーはココイチ 失礼しました
これは醤油屋さんです。このような昔ながらの醤油はおそらくスーパーに売っている大手メーカーよりも美味しいと思います。
正行院さんでお参りをさせていただきました
加賀藩士の松平大弐さんという方が、このお寺で自刃されたようです。
どうしてここで自刃されたのかなどについては、歴史の好きな方はご自分でお調べください
私も調べてみましたが、余りに複雑で理解不能でした。分かったことは加賀藩とびわ湖には深い関係があるようだという事だけでした
加賀藩士なのに、松平という姓も葵の御紋も不思議です
マキノ駅から近江塩津駅にいき、駅前の「和食キッチン しみず」で昼食(税込1000円)を食べて、午後の部の行程が始まりました
(お刺身も新鮮で、なかなかリーズナブルでした。ご主人が感じの良い人で、お勧めの店です)
曹沢寺です
ここのご住職様は、永平寺で役職を務められているとのことでした。
曹洞宗の相当偉い方のお話が聞けてラッキーでした
今津ヴォーリズ資料館です(ヴォーリズさんはアメリカ人の建築家です)
ヴォーリズさんが設計した、旧今津郵便局です
近江今津から愛発舟川の里に行きました
ここは若狭湾からびわ湖まで運河で結ぶ予定が、敦賀-疋田間の7KMで挫折したようです。
トラックも貨物列車もない時代は、やはり海運が需要な物流手段だったと思いました。
私は「ブラタモリ」のように、いろいろな町を徘徊することが大好きです。
今回は、加賀藩の飛地を散策しましたが、滋賀県と加賀藩の繋がりがあることに驚きました。
昔ながらの街道歩きなど、見どころ満載の例会でした