甲斐駒ヶ岳(2,967m)・仙丈ヶ岳(3,033m)[2日目]
― テント泊で南アルプスの名峰を訪ねる ―
【日 程】 2023(令和5)年8月25日(金)~27日(日)
【参加人数】 5名
【2日目 仙丈ヶ岳 コースタイム】 歩行距離:10.5km 累積標高差:±1,223m
長衛小屋テント場4:25-小仙丈ヶ岳7:30~7:50-仙丈ヶ岳8:55~9:30-
仙丈小屋9:40~10:20-馬ノ背ヒュッテ11:00~11:20-藪沢小屋11:40-
北沢峠13:25-長衛小屋テント場13:40
【2日目の概要】
昨年の例会は3日目に仙丈ヶ岳に登る予定でしたが、雨予報のため、中止に。心残りでしたが、今年も企画していただき、CSLに改めて感謝です。
2日目は、午後から雨・雷の予報だったので、予定より早く4時25分に出発し、仙丈ヶ岳に向かいます。南アルプスの入門コースと言われるだけあって、歩きやすく、また、合目ごとに広場があり休憩をとりやすいです。針葉樹の樹林帯を登り、白山と同じくらいの標高2700mくらいでようやく森林限界を越えます。頂上まで続く伸びやかな稜線とカールは「南アルプスの女王」にふさわしい優美な山容です。眺望は素晴らしく、北・南・中央アルプスをはじめ、八ヶ岳、御嶽、そしてその隣に我らがふるさとの白山までもみることができました。
藪沢カールの底に建つ仙丈小屋まで降りて昼食。休憩時間を延長して、さらにコーヒータイム。豆から挽き、南アルプスの天然水で淹れるコーヒーはとっても美味しくオススメですよ。
ダケカンバの樹林帯を下り、馬の背ヒュッテ、藪沢小屋を過ぎ、5合目の大滝ノ頭で登りの道と合流、北沢峠に降りました。
テント場について早めの宴会&夕食を終え、寝る準備を整え、17時半頃テントに潜り込んだ途端、雷鳴とどろき、大粒の雨が降り出しました。絶妙のタイミングでした。
2合目より 樹々の隙間から朝焼けに染まる槍・穂高が姿を現します
小仙丈ヶ岳からの仙丈ヶ岳 カールが印象的
小仙丈ヶ岳は素晴らしい展望地。明日めざす甲斐駒ヶ岳を捉えます
甲斐駒ヶ岳の奥は八ヶ岳
小仙丈ヶ岳から 左から標高第1位の富士山、2位北岳、3位間ノ岳の競演
小仙丈ヶ岳から 中央アルプス、御嶽の右に何と白山が!
小仙丈ヶ岳から、ちょっとした岩場を一旦下ります
雷鳥ファミリーとの遭遇
頂上までの稜線は縦走しているかのよう。テンション上がりまくりです
稜線をゆるやかに登ります
右側を見下ろすと、藪沢カールの底に仙丈小屋がみえます
頂上への最後の登り
仙丈小屋まで降りて、仙丈ヶ岳と藪沢カールを見上げます
仙丈小屋
仙丈小屋のコーヒー600円 豆から挽き、南アルプスの天然水で淹れてくれます
藪沢新道を通って、5合目の大滝ノ頭(標高約2,500m)まで戻ってきました。
白山室堂より高いけれど、南アルプスだと完全に樹林帯ですね
3日目(最終日)の甲斐駒ヶ岳の報告は
こちらから