| | 2023/05/02 | 金沢五山縦走 ランクテスト例会 | | by 会員 |
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金沢五山縦走 ランクテスト例会 2023年4月29日(土・祝) 天候:晴れのち曇り一時小雨 参加人数8名 ランクテスト受験者3名
コースタイム 集合場所6:30 - 登山口7:00 - 高尾山8:20 - 奥高尾山8:55 - 西谷山9:25 - 心野谷山10:00 - 順応山分岐10:35 - 大倉山11:50 (昼食) 12:30 - 順応山分岐13:40 - 心野谷山14:05 - 西谷山14:50 - 奥高尾山15:30 - 高尾山15:55 - 登山口16:55 - 駐車場 17:10現地解散
概要
金沢市内にある里山でのランクテストは中止の年もあったので今年で三回目です。 毎年バリエーションを変えて実施してきましたが、今回初めて大倉山まで足を伸ばしました。 吉次山(きちじやま)、奥高尾山、西谷山(にしだんやま)、心野谷山(しんのたんやま)、順応山(ずんのうやま)などは標高が800m前後のなのに対して、大倉山は標高1000mを超えます。 今回歩いた尾根沿いのコースは犀川、浅野川水分(みくまり)の道と呼ばれているルートになります。 西谷山から南側は、尖ったピークがいくつか並ぶアップダウンの険しいコースとして知られており、ランクテストには打ってつけだと思われます。
去年は桃の木道、柏の道と呼ばれるルートを使って一旦谷に下り、渡渉して登り返すという周回コースを歩きましたが、今回は縦走路をピストンするコースに変更しました。 ランクテストはピストンの方が良いのかなと思います。 途中で体調不良者が出た場合、そのまま来た道を戻れば下山できますので無理せずに撤退が可能になります。 また、このみくまりの道に関してはいくつかのエスケープルートも存在します。 一つは順応山の登山口です。 ここへは舗装路で車で迎えに行けますし、登山口の標高は800m以上あるのでほぼ水平道でエスケープできます。 もう一つは河内谷へと下るルートです、これは去年の周回に使いました。 ただし、林道は荒れていて車で入り込むことは困難になっています。 車で迎えに行くにしても谷に下ってから林道を3kmほど歩く必要があります。 さらに、大倉山からは犀川ダムへと下るルートも存在します。 こちらは一般車は通行止めですが、緊急事態であれば救急車や消防隊なら駆けつけてくれると思われますね。
幸い今回も色々とありましたが、大きなトラブルはなく全員で全てのコースを完走してくることができました。 中でも、ランクテスト受験者の三人は終始危なげのない歩きで、余裕すら感じるというか、テストをしている方が逆にいっぱいいっぱいで危うく感じられるほどでした。
データを見てみると、歩行距離が16km弱、行動時間は10時間を超えています。 累積標高差は+ー1450mを超えています。 別当出会から白山山頂までが往復13km、累積標高が1500mくらいなので、距離は白山往復より長く累積標高もわずかに50mくらいしか違いません。 実際にベテラン参加者からは白山より全然きつい!との声が上がりました。 それでいて、一番標高の高い地点が1006mくらいなので、1000mの山を登るのに1450mの登りがあるというのは相当効率が悪いというか、シゴキ??wに近いものがあります。 ランクテストとしては、歩行距離12kmくらい、累積標高差が1200m程度、行動時間が8時間以内くらいが最適なのかな?と感じますね。 この山域で、そのくらいの数値になるコースを設計してゆきたいと思います。 完成すれば、ランクテストの定番コースとして使えるのかな?そうなれば良いですね。
さて、金沢五山に関しては、きついけどあまり面白味のないコースだよという評判が立っているようです。 実際に見晴らしの良いピークは最初の高尾山(前高尾山)と奥高尾山くらいでその他の山は森に囲まれて何も見えない??w きつい割にはなにもご褒美がない??? そんなコースかもしれません。 ただ、今回は花に恵まれました。 ツクバネソウ、ウワミズザクラ、ヒメシャガ、チゴユリ、ミヤマシキミ、イワウチワ、カタクリ、ショウジョウバカマ、タムシバ、キンキマメザクラ、ヤブツバキ、ウラシジロヨウラク、ミツバツツジ、オオカメノキ(ムシカリ)、標高の高いところではマンサクの花、帰り道では石楠花の花も見ることができました。 そして、その花が常に何かしら咲いていて、花の絶えない道のりでしたね。 また、新緑が真っ盛りで、特にブナの新緑が瑞々しくて眩しいくらいでした。 このコースを歩くのであれば、雪が溶けて花々が一斉に開くこの時期がベストなのではないかとおもわれます。
それでは写真を並べながら解説してゆきます。
この紅白の鉄塔が高尾山登山口の目印です。
前高尾山の案内板。 登山口には駐車スペースは3台分しかありません。 今回は先客が一台すでに停まっていました。 午前7時前ですけど?w 我々は1km手前の駐車場(約20台くらい駐車可能)にそれぞれの車を置いて、2台に分乗して登山口まで来ました。 去年は、下の駐車場から歩きましたがそれでも周回して13km前後だったのに対して、今年の道のりはここから出発して往復15km以上!w これに下の駐車場からの往復を加えると17kmを超えて日が暮れてしまいます^^;w それだけ、大倉山が遠いということの証ですね。
それではスタートです!
まずはツクバネソウがお出迎え!
チゴユリとヒメシャガが並んで咲いていました^^;w キュート!!w
序盤はミズナラとかの方が多い感じですか? どうよ?? この緑!!w 新緑だよ^^;w
序盤からイワウチワさん現る!w
これはタムシバですね。 コブシとの違いは?? 前に聞いたけど忘れました^^;w
一座目高尾山(前高尾山)山頂は開けてますね。
高尾山からは医王山山系が見渡せます! 新緑にラッピングされております!w あそこを、同じ会のメンバーたちが登ってるはず!! ちょうどこの方角だと思うぞ。
高尾山763.1m
マメザクラ(おそらくキンキマメザクラ)だと思う。
べっぴんさんのカタクリがまだ残っていました。
この辺は雪解けが遅かったんだろうね。 大恐山は4月の中旬ですでに終わっていました^^;
そして新緑!w
これはショウジョウバカマ。
標高800m付近まで上がるとブナ林が目立ち始めます。
白花のイワウチワをたくさん見つけました!w
毎年くぐるブナのゲート!
見上げると緑に覆い尽くされている!!! すごいすごい 二座目 奥高尾山 841mです。 金沢市内が見渡せます。
奥高尾山から先は尾根沿いの快適な道がしばらく続きます。
奥高尾山から10分ほど南に進むと犀奥の山々が見渡せる展望台があります。 このコースの中で最も眺望が開ける場所です。
遥か彼方に目指す大倉山が見えます^^; 高三郎の左手前の尖ったピークです。 遠いぞ、、、、、。 真ん中よりやや右のピークが心野谷山(しんのたんやま)ですね。 その手前が西谷山(にしだんやま)。
三座目 西谷山(にしだんやま) 776m 山頂です。 森に囲まれていました。
ウラジロヨウラク 灯台躑躅に似ています。
登山道脇のあちこちにイワウチワが咲いていました。
尾根沿いの快適な道がまたしばらく続きます。
ミツバツツジ アカヤシオとの違いは葉っぱと花が一緒に出てくるところだそうで、アカヤシオは花だけで咲き出すそうです。 一つ勉強になりました。
ヤブツバキも登山道の至る所に咲いていました。 終始花に囲まれた山行でしたね。
心野谷山が見えてきました。
心野谷山の前後は激登りと激下りでロープに掴まらないと進めません。
ここが四座目 心野谷山(しんのたんやま) 826m 山頂です。 山頂は大変に広いブナ林です。 眺望は全くありません。
心野谷山から先はあまり歩く人がいないので登山道はやや荒れてきます。それでも、草刈りの登山道整備が入ってくれたようで、整備はされていました。
順応山(ずんのうやま)分岐を過ぎると広いブナ林が広がります。
立派なブナのゲート その2!
残雪と急登を乗り越えた先の五座目 大倉山 1004.6m 山頂です。
三角点はありますが、登山道の途中という感じで山頂らしさは全くありません^^; 広場もなくかなり狭苦しい場所でした。
少し進むと非常に広いブナの森がありますのでそこで昼食にしました。 青空が広がり、強い日差しでしたがブナの森が守ってくれている感じでしたね。
お天気が危ぶまれた例会でしたが、お昼過ぎまでは快晴の青空で、午後2時を回ったあたりから急激に曇り空になり、時々小雨が降ってくる感じでしたが、雨具を用意するほどのことはありませんでした。 往復16km弱、歩き続けること10時間。 長丁場でしたが、全員無事に下山できたことは本当に有り難かったと思います。 何よりもランクテストの受験者さんたちが終始元気いっぱいで、全く疲れた表情を見せなかったことが逞しく見えましたね。
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・パソコンのRAMが一杯になった(RAMの増設をする)
・ブラウザにMicrosoft Edgeを使用している(Google ChromeまたはFIREFOXがお勧め)
KHCのHPに使われている、ネットコモンズは、Edgeと相性が悪い
・ゴミ箱にファイルが溜まっていて、ストレージを圧迫している(ゴミ箱を空にする)
以上に心当たりありませんか。 (218)
特殊記号が機械文字で見た時に何か悪さしたんでしょうか?
とりあえず、ブラウザーを再起動してから再編集してみます。
私も実験してみましたが、文字が消えました。このような現象は初めて知りました。例会などの投稿には、特殊記号などは使わない方が安全です。(218)
「るんるん」と入力しても音符記号に変換されるようですが、記号は御法度だとわかりました。
夜中の3時に投稿した半分以上が消えて完全に心が折れてしまいましたが、気を取り直して書き直しました。