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2022/06/02
神奈山例会報告
| by
会員
神
奈
山
1909m 新潟県妙高市
―
シラネアオイとツバメオモトを見に行く
―
実施日 2022年6月1日(水) 薄曇り
参加者 12名
コースタイム
集合6:00→金沢森本IC→中郷IC→関温泉スキー場8:50~9:05→スキー場山頂部9:50→八方睨11:40→神奈山12:30~13:25(昼食)→八方睨14:00→スキー場山頂部15:10→関温泉スキー場(反省会・解散)15:55~16:10→中郷IC→金沢森本IC→集合場所18:50
妙高火山の外輪山のひとつ神奈山(かんなさん・1909m)を麓の関温泉から目指した。
日本有数の豪雪地として名高い関温泉スキー場。ゲレンデ山頂部の標高は1200メートルあり、ここからブナ林に入るとジグザグの登山道が始まる。それなりの
傾斜だ
が、落ち葉道はやさしく歩きやすい。足元に白い小さな花をつけたツバメオモトが現われて私たち一行を出迎えた。谷筋を埋める幅20メートルほどの小雪渓は渡るのに苦労した。
1600メートル付近からはダケカンバも混じり、雪がまだらに残る妙高中央火口丘がまじかに迫る。列前方からピンク色の歓声が上がれば、登山道脇にたくさんのシラネアオイが花を咲かせていた。他の山で数本見つけただけで感激したものだが、これほど見事な群落は見たことがない。薄桃色の4片の花弁がいっせいに風にふるえた。最盛期を心持過ぎた感はあるものの、それでも見応えは十分。登って来てよかった。シラネアオイの花の道は神奈山山頂のすこし先まで続いていた。
標高900mの関温泉スキー場を出発!
ゲレンデを横切る。妙高山の主峰が高い
やたらと虫が多く、うるさく付きまとう。防虫ネットを頭からすっぽり被ったわれらがSLの雄姿
ゲレンデ最上部1200mより登山道はブナ林の中へ
端正なツバメオモトがさっそく出迎えてくれた
涼しいブナ林を行く参加者
今日初めて目にした姿の良いシラネアオイ
小雪渓を慎重に渡る
幅20mほどの雪渓。登山道は上方なのにトラバースしてしまった。キックステップやアイゼン装着で登山道復帰できたが、この日いちばんの難所
エンレイソウ
サンカヨウ
大ブナ林の標識
再びツバメオモト登場。小さな群落をつくっていた
ヤマツツジ
イワカガミ
シラネアオイの群落に足を止めて撮影タイム
風にふるえる花たち
透けて見えるほど薄い花弁が愛らしい
八方睨1680m
堂々たる妙高山(カルデラの中央火口丘)
急登が続く
振り返れば野尻湖(別名芙蓉湖)。その向うは小布施のあたりか
神奈山の肩。山頂はもうすぐだ
太宰は「富士には月見草が似合う」と書いたが、妙高にはシラネアオイがよく似合う
神奈山山頂の
キンキマメザクラ
妙高山を正面にして贅沢な昼食タイムだ
ガスが晴れて一瞬現われた火打山
神奈山山頂の先まで続いていた花の道 FIN
13:53 |
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