四阿山(あずまやさん 2,354m)・根子岳(ねこだけ 2,207m)
― 白樺とレンゲツツジの競演 ―
【日 程】 令和元(2019)年6月16日(日) くもり
【参加人数】 15名
【コースタイム】
集合場所4:00-菅平牧場登山口7:45ー根子岳9:35~9:55ー四阿山11:15〜12:10-中四阿12:50-菅平牧場登山口14:30-集合場所18:30
【概 要】
長野県上田市と群馬県嬬恋村の県境にある百名山・四阿山と花の百名山・根子岳に登ってきました。15日(土)、予備日16日(日)という予定でしたが、15日は1日中、雨の予報で早々に中止。16日は北陸・北日本を中心に大荒れの予報でしたが、四阿山の予報はかろうじて、くもりで、CLから決行の連絡がありました。レンゲツツジの開花情報は「入口付近満開、山頂は咲きはじめ」で、期待は膨らみますが、風速17mの強風予報。祈る気持ちで菅平高原へ向かいました。
菅平高原の天気はくもりで、登山口の視界は思ったより良好。登っていると次第にガスがかかり、根子岳頂上は残念ながら真っ白でしたが、根子岳を下る途中で、急に雲が切れ、クマザサが茂る明るい風景がぱぁーっと広がり、みんな夢中でカメラを構えました。四阿山へは木の根が滑りやすく、ぬかるんだ急登を息を切らしながら登り返します。四阿山頂上もガスがかかっていましたが、頂上を少し降りた石積みで囲われた祠の周囲で強風を避けながらお昼を食べていると、嬬恋村方面のガスが晴れてきました。また、四阿山から菅平牧場へ降りる登山道は、瑞々しい新緑の美しさや白樺・ダケカンバの幹の白さ、満開のレンゲツツジの鮮やかさにあちこちで歓声があがります。
心配していた雨も時折、ぱらつく程度で、北陸とは違った山の魅力を存分に味わいました。
菅平高原登山口には1人200円の入山料を支払います。 駐車場は、天気予報を反映してガラガラでした。
牧場の牛がすぐそばでお出迎え。レンゲツツジが満開です。
レンゲツツジを眺めながら、階段を登り、根子岳へ向かいます。
根子岳頂上。晴れていれば北アルプスが一望のはずが、残念ながら、真っ白でした。
根子岳から降りる途中に、雲が切れ、クマザサが茂る大隙間と四阿山方面の眺望が開け、みんな大興奮です。
鞍部まで降りて、四阿山へ登り返します。四阿山の頂上は雲の中です。
振り返ると、根子岳
四阿山頂上。強風で早々に退散。
四阿山頂上から、少し降りた祠で風を避け、昼食を食べていると、嬬恋村の展望が開けてきました。
満開のレンゲツツジに埋もれます。
菅平牧場に無事下山しました。