紅葉の百名山を歩く
平成24年10月5日(金)~8日(月) 3泊4日
参加者 7名
コースタイム
10/5 金沢6:00-安達太良SA11:30-弘前大鰐17:15-青森アソベの森19:00
① 10/6岩木荘5:30-岩木神社5:45-鳳鳴ヒュッテ10:40-頂上11:15-八合目駐車場12:45~13:40-スカイライン‐弘前城14:40~15:10-八甲田山荘16:30
10/7 山荘‐ロープウエイ駅8:30-山頂駅8:40-赤倉岳-大岳11:40- 上毛無岱12:50-酸ヶ湯温泉14:15~奥入瀬-子の口‐かえで荘16:40
10/8 かえで荘6:50-中尊寺9:30~10:40-国見SA-新潟15:25-金沢19:00
感想と記録
今回の企画、行きたいと思っていてまだ実現していなかった岩木山、そして観光も半分入った魅力に惹かれてだいぶ前から申し込みの予定でいた。ワゴンタクシーで新潟から磐越自動道、郡山JCから東北自動車道への行き帰りおなじコースでほぼ2000キロの車中となった。
弘前の宿泊先へ着いたのは7時を過ぎていた。夕食を事前にすませ朝も食事なしの泊だけの宿だったが広い温泉は快適だった、東北と言えば温泉、山登りの旅はまた温泉の旅ともなる。
岩木神社は広い敷地に大きな社があり参道がまっすぐ奥へ伸びている、その上には岩木山がそびえているはずだがガスに隠れて見えない、これからの山行を象徴しているようだった。それでも降り出した中、百沢コースを登るが周りは明るく下を見ると弘前の街が広く見渡せた。
焼止り避難小屋に着いた頃から本降りとなりカッパを着込む。鳳鳴ヒユッテに着いた頃やたらと人が多くなる、今までのコースはほとんど人に会わなかったことを考えると、リフトに乗り継いでここにくる人がほとんどで、しかもこの悪天にもかかわらず百名山はどこも混雑である。ここから頂上までが急で足場も荒れていて気が抜けない。岩木山頂上はガスの中、でもここを踏めて満足。しかし風が半端でなく寒い、手荒い岩木山のお迎えとなった、嶽コースを下山の予定だったが何も見えず、歩きも楽しくない、ロープウェイ乗り場まで来た時リーダーの判断でここで歩き中断、ワゴンに迎えに来てもらうことにした。 誰かの体調不良などではなく悪天候故でエスケープルートに変更という形になった。そのため嶽温泉もパス、ういた時間で弘前城を観光することにした。桜の名所、5月にまた来たい所である。
八甲田山荘は冬期の山スキーの合宿宿泊所となる感じの宿でロープウェイがすぐ隣である。夕食・朝食ともとてもおいしかったし、ゴンドラの始発に合わせて朝の出発もゆっくりできた。昨日と違って今日は天気が少しは良さそうである、ゴンドラからみる樹海は紅葉を少し始めている、その向こうには町並みと陸奥湾が見渡せ、この山も海からの風がまともにふくことをうかがわせる。
山頂駅から赤倉岳に向かう道はきれいな紅葉で心をおどらせる。しかし変わりやすいガスの動きでぱっと一面見えなくなったと思えばさっときれいな視界が、の連続だった。赤倉岳から大きく下った所に大岳ヒュッテがあり団体も多くいて混雑していた。ここから大岳へ、やはりガスの中だった。写真を撮り下山、小屋まで戻るときれいな晴れに、こんなものですね。
小屋で昼食をそうそうにすませ酸ヶ湯方向に下山開始、毛無岱あたりは草紅葉・黄赤の紅葉、そして緩やかな木道・振り向けば大岳と絶好のポイントである、昨日の無慈悲な天気もこれで長帳消しになった。皆から歓声が上がる、遠くまで来て登った山だと改めて感じる。この緩やかなコース、山スキーの絶好の場所のようで本によると八甲田山はスキー発祥の地とある。
酸ヶ湯温泉の入湯も混雑を予想してパス、奥入瀬へ向かう、ここでしばらく散策の時間をとり、民宿へ、ここは十和田湖乙女の像の近くである。
翌日は中尊寺へよった、朝早く着いたので混雑を避けることができ、運転手さんの判断に拍手、二人の運転手、3泊4日ともにつきあっていただきありがとうございました。
岩
岩木神社 この上には岩木山が大きくみえるはずなのですが
焼止り避難小屋
百沢コースの登り
紅葉の登りを振り向けば
ガスで道を見つけにくく
鳳鳴ヒユッテ
岩木山山頂
弘前城
八甲田山荘
ロープウェイから
田茂泡湿原
赤倉岳からの下り
大岳から小屋を見る
小屋から赤倉岳の下りを見る
毛無岱その1
毛無岱その2
奥入瀬
津軽はリンゴの収穫期
八甲田山付近の軌跡
岩木山付近の軌跡 頂上まで行ってないのは小屋にザックを置いたため