谷川岳(1977m)個人山行報告
2021年3月7日(日) 晴
【山行概要】
群馬県・新潟県境の谷川岳に、天神尾根でピストンしました
【コースタイム】
【谷川岳に行かれる方へ】
・今回金沢を4時30分集合で、駐車場に8時45分到着、切符を買いロープウェイに乗って天神平に9時20分に到着しました
・駐車料金は冬期間は1000円です
・ロープウェイは往復2100円で、JAF・モンベル会員カード提示で100円引きになります。
新穂高ロープウェイなどと違い、荷物券などは不要です
・今回のロープウェイ営業時間は16:30まででした。必ずホームページなどで最終営業時間を確認して遅れないように計画してください。
今年も谷川岳に行く機会に恵まれました。
冬の谷川岳はこれで4回目、そのうち1回は「晴れ晴れ詐欺」に遭い、山麓まで来たら吹雪のため登山を断念、世界遺産の富岡製糸場見学になりました。
最初はスキーゲレンデの端を登ります。いきなりの急登ですが、スキーヤーやボーダーと区分されています。
ゲレンデを登りきると、登山コースが一望できます。
この日は天気の良い日曜日ということで、登山者が蟻の行列の様に見えました。
ワカンやスノーシューは不要でした。アイゼンで登りました。
なかなか男前の面構えです
登るにつれて、万太郎山と肩を並べるようになってきます。
万太郎山の隣が与太郎山とおやじギャクを言ったら、晴天にも関わらず冷たい空気が流れました。
肩の小屋に到着しました。絶景です。
双耳峰の手前のピーク、トマの耳に到着です。
ここにいると高度感は全くありませんが
離れてトマの耳を見ると、足がすくみます。
トマの耳からのオキの耳です。奥にあるピークなのでオクの耳と呼ばれ、それがオキの耳になったという説があります。
オキの耳山頂です。谷川山系の最高峰です。
ピークで昼食にしました。
雲海の上に多くの山々を見ることができて、この美しさはもはや「反則レベル」の絶景です
万太郎山、仙ノ倉山、平標山へと続く稜線です。
初夏になると、高山植物が咲き乱れるお花の名峰たちです。
大柄の花ではなく、小さな花が所狭しと咲く、愛おしくなるようなお花畑を楽しむことができます。
今年も可愛いお花たちに会いたいです。
途中で、登山ガイドの方がお客さんに山の名前の説明をしていました。
平が岳、燧ケ岳、皇海山など多くの百名山など名だたる名峰を見ることができるようです。
冬の谷川岳(天神尾根往復)はそれほどレベルの高い山ではありません。
唯一核心部?と言えるのは、この片方が切れ落ちた狭い箇所でしょうか?
アイゼンを利かせて歩けば、全く問題ありません。
レベルの高い登山家は別にして、私のようなアマチュアでも比較的簡単に登ることができて最高の展望を楽しめる冬山で、お勧めできるのはこの谷川岳と小遠見山です。
まだ登っていない方は、是非チャレンジしてください。