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2009/10/16

焼岳

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10月上旬を過ぎると秋祭りもたけなわ、街路樹の欅や銀杏も色づき町は木犀の香りにつつまれる。そんな季節に山小屋はもう冬支度を始めるのだろう。然したる経験や技術も無く、おまけに体力にも不安が有る僕たちにとっては此の3連休が今年最後の高山行きの機会となるはずだ。

今回は焼岳に登る事に。
東海北陸道から中部縦貫道を利用すれば金沢から高山まで70分、平湯トンネルゲートまでは2時間で行ってしまう。此の日も4:00に自宅を出発し、上高地内帝国ホテルバス停前でバスを降りたのは7:05だった。

2009年10月12日(月曜日/祭日)焼岳登山(北峰2355m)参加者2名
コースタイム
田代橋手前7:15 → 焼岳小屋9:35〜9:55 → 中尾峠前展望台10:10〜10:20 →
北峰下〜頂上11:25〜13:05 → 中ノ湯新道出合13:50 →
158号線パーキング(中ノ湯登山口)15:05

田代橋から10分程で登山口、広葉樹林帯を進む。天気は快晴、風も無かったがとにかく寒かった・・・日向に出るまでは。
枯れ葉が絶えず舞い落ちて、そのカサカサという音が返って森の静けさを感じさせてくれる。登りもさほどにきつくもなく、上高地散策の気分が満喫できたが、突然猿の群れに遭遇し少々怖い思いもした森の中であった。

標高2000m近くになってきて樹林帯を抜けると目の前に崖が壁のように迫ってくる。道は何処に続くのか?と思っていたら、かなり長いアルミの梯子が掛かっている場所があり、其れを登ると手すりや鎖場を経てクマ笹の茂る広々と斜面に出る。

途端、目の前に大きくそびえる焼岳が見え、その頂上からは今流行の消臭ポットの様に煙りがパフパフと登り、稜線の上には真っ青な空以外は何もない。つくづく今日の天気には感謝したい気持ちになった。

焼岳小屋から展望台を経て頂上に続く斜面を登って行く、振り返るとその景色が素晴らしい。遠くは白山から始まり笠ヶ岳〜槍ヶ岳〜穂高岳〜霞沢岳までそして眼下に広がる上高地の風景、それらがどれ一つとして雲に隠される事無くすべてクッキリと見える。

槍/穂高に関して今年は燕/針が岳から、常念/蝶ヶ岳から、笠ヶ岳からそして今回の焼岳からと四方から拝む事が出来、幸せな1年だったと思う。

北峰直下の鞍部で昼食とする。登山途中には感じられなかったが、此処に来て人の多さに驚いた。やはりシーズン最後の3連休なのかもしれない。
頂上で記念撮影をし中ノ湯方面に下山する/この頃になると流石にガスが出てくる。・・・後は温泉々♪
 






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