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2008/12/23

金沢の坂道(小立野〜浅ノ川)

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12月23日(火、祝日) 坂の由来と街並散策

参加者 12名

コースタイム 小立野バス停9:00 → 亀坂 → 善光寺坂 → 鶴間坂  → 天神坂 → 馬坂 → 木曽坂 → 帰厚坂 → 観音坂 →子来坂 → ランチタイム → あかり坂 → 暗がり坂 →橋場町13:20 解散  

 今回で金沢の坂シリーズは3回目になるだろうか。前回は犀川左岸の寺町台界隈の坂を歩いたと思う。金沢は、犀川から寺町台地と小立野台地、浅野川から小立野台地と卯辰山方向にいくつもの由緒ある坂がある。そしてこの一帯は寺院群の場所ともぴたり一致する。藩政の頃から金沢の町は坂を通って侍や町人が行き交い、信仰心も厚く寺も多かったことになる。
 集合場所から歩き始めて小立野4丁目交差点から少し行った所に亀坂(がめざか)がある。下は笠舞に続いていて昔ここは戸室石を運んだ所のようだ。その近くの善光寺坂もこんな名前の坂だったのかと気がつかないでいたので改めて思う。鶴間坂は以前竹が覆って暗くて土道だったと思ったのに、舗装されていた。加賀藩時代はこの坂の上からの眺望がよく、詩歌を好む人が訪れたそうである。
 坂を下りた所に用水が流れていた。看板には旭用水と書いてあって、浅野川左岸からきている唯一の用水だとか。
 椿原神社の横にあるのが天神坂、ここから美大へあがるのは急である。初詣マラソンで通るコースである。馬坂は名前のとおり、昔、田井村の農民が小立野へ草刈りに行くため、馬をひいて登った所とか。宝円寺に着く頃はみぞれになり降ることしきり。そういえば歩き始めてから降り出しなかなかやまない。濡れて体も冷える。木曽坂は宝円寺の裏手にあり、裏門坂ともいわれたそうな。観音坂、子来坂に来るともう東山あたりで卯辰山の麓になる。子来坂の傍には宇多須神社があり東山茶屋街へと続く。その町の中に今日のランチタイムの桃組があった。体が濡れて寒かったので、暖かくておいしい食事にはほっとした。天気はよくなかったが歩いたことのない坂もあって、参加してよかったと思う。下調べしたり事前にコースも歩いたりしてリーダーには感謝、ありがとうございました。金沢は由緒ある坂の多い町、こうして歩くことで新たな発見や驚きがあります。万歩計では16000歩ほどの歩きとか。最後に五木ひろゆきのあかり坂、暗がり坂を歩く。橋場町到着の後、ここで解散。次回の坂を歩くにも期待したいと思った。

写真は順に、亀坂、善光寺坂、鶴間坂、馬坂、木曽坂、観音坂、子来坂、暗がり坂です。DSCF4299.jpgDSCF4302.jpgDSCF4306.jpgDSCF4308.jpgDSCF4309.jpgDSCF4313.jpgDSCF4315.jpgDSCF4316.jpgDSCF4319.jpgDSCF4322.jpgDSCF4324.jpgDSCF4329.jpgDSCF4331.jpg
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