8月3日(土)~4日(日)
参加者 9名
コースタイム
3日 集合場所5:00 タクシー利用 登山口(中房温泉) 登山口スタート 9:39
合戦小屋 13:29 燕山壮小屋 15:08 ここで宿泊
4日 小屋 5:08 燕岳山頂 5:44 食事ののち歩きスタート 7:36 合戦小屋 8:46 登山口 11:19
感想と記録
私的にはこの歩き、十何年ぶりとなる。登山口に向かう道路が狭く登りが続きヘアピンが続く。こんなに狭かったけと思うのにたくさんの車で行き交う。れいに漏れず駐車場は満杯のようではるか下からの駐車がある中を車は上をめざす。この時期どこの山の登山口も車でいっぱい、空きスペースを探すのに苦労する。その意味では今回のようにタクシーを乗り合わせて利用するのも手である。
この山はガイドブックでも登山入門の山、北アルプスの中でもっとも時間が短く登れる山とある。そのせいか夏休みに入ったせいもあり、家族連れの子どもの姿がめだつ。それから高校の山岳部・カップルの2人・そして若い女性のグループ、いずれも定番のスタイルである。もう一方の極には年配の夫婦・年配の団体、つまりここは人気のルートということです。3日の登りも4日の下りもすれ違う人の多さで待機の時間がだいぶありました。
待つのが長いといい気持ちではありません。ツアーの30人を超えると思われるグループと交差したり追い越したりしましたが、ツアーのグループも10人以下の班分けをし、それぞれが間を5分以上開けるなどの工夫が必要と思いました。
燕山壮の宿泊は超満員でした。8月の最初の土曜日、おそらくどこの山小屋もそうなんだろうと思います。
未明、トイレに起きた人の話では満天の星とのこと、ではご来光の前にその星をと思っていたら、日の出前は雲がかかっていてがっかり。待っていたら槍が少しの間ちらっと見えました。小屋から燕岳へ。頂上はなんて狭いのかとびっくり。快適な歩きで小屋に戻り朝食、時間が遅かったので早立ちの人がいなくなりのんびりとした様子、食後にコーヒーをおいしくいただく。
昨日と同じルートを下るが、たくさんの登りの人との交差で時間が取られる。目的の一つ眺望は今ひとつだったが楽しい山行となった。下山して知ったが、土曜日梅雨が明けたとのこと、いよいよ夏山シーズンである。
何度かこのタクシーを利用させてもらっているが遠くへ長い時間みんなが同じ車内なのでとりとめのない話や大事な話に花が咲く。最近新しく入会のひとが毎月ふえ、例会山行によく参加していないとこの人どなたかなと迷子の気持ちになることがある。今回も私にとっては初めての人3人と同行となった。しかも若い人である。男性2人はマラソンをしているらしく若くもあり歩きもしっかりである。1人の彼女も話し好きのようでスキーもやっているとか、これまた元気な歩きである。このように異色とも思える9人のメンバーで歩けたことも楽しさをますことになった。
コースとしては登りやすい道。話によると白山登山と同じ歩きのようで私たちは白山日帰りが多いことからして、ここも日帰りのコースかもしれない。でもこの混雑は確実に時間がかかる。
はるか昔、燕山壮から大天井ヒュッテまで行き泊まった例会?があった気がする。つまり元気な人には燕岳は中継地と思うが、ここを目的にして下山する日程はのんびりとまた味わいがある。朝の小屋でのコーヒーもおいしかった。また登りの合戦小屋でのスイカもおいしかった。また来たい所である。
ここが登山口
こうした標識は元気づけられます
登山道の横には荷物を運ぶリフトが
第三ベンチ、ほぼ中間の位置?
親子づれが目につきます
これには勇気づけられました
合戦小屋
ちらっと小屋も見えます
ライチョウも
小屋の前の標識
燕岳が見えます
テント泊もいっぱい
小屋です
コマクサが咲いていました
頂上
遠くに小屋が見えます
可憐なコマクサ
歩いた軌跡