コースタイム 集合場所7:00 → 一里野温泉P 7:35 出発7:50 → 貯水池8:45 → カンタ山9:45 → ブナオ山 10:35〜11:30 → 貯水池 12:45 → 一里野温泉P 14:05 → 集合場所 15:15
感想と記録 山毛欅尾山とかいてブナオ山、ブナオ観察舎から熊の動きが見える山、そして笈へのルートとしてまだ登ったことがなく一度行ってみたい山でした。計画書が送られたとき、すごい健脚メンバーだと思いました。天気は一日0%、申し分ない山行です。中宮発電所からの取り付きはいきなり急登でした。濡れていて滑りそうにもなります。落ちたら止まりません。基本的には導水管にそって上がっていき、ゆがて貯水池へ、この豊富な水はわき水でもなくここまであげているのでしょうか、ここから勢いよく落ちて発電をしています。ここまでやこの後も地形的にも分かるようにひたすら登りです。しかもはんぱではない、標高差は800mあまりなのですが、急登の連続はこたえます。同行のメンバーの一人がきつい山だと言っていました。この季節、新緑がまぶしく映ります。濡れていて滑る所もあります。
ほどなくカタクリの群生に出会いました。雪解けまもない地点です。やがて左手に大笠と笈が見え出しました。そして右手には白山も。出会った人は笈をめざしたが藪がひどく引き返してきた一人です。静かな山です。ブナオ山の所に標識があると思ったのは遭難石碑でした。11月に遭難して4月に発見されたようです。ここらあたりは一面の雪、白山、大笠、笈がまぶしく姿を見せています。日も照りそそぎ風もなくシャツ1枚でも寒くありません。昼食タイムです。他の人もいなく静寂に包まれています。55分いましたが一眠りしたくなるような気分でした。