集合4:50-平湯バスターミナル7:15~7:30(ジャンボタクシー)-大正池7:45-河童橋8:45-明神9:40~9:50― 徳本峠11:50~12:55-明神14:30-河童橋15:15-上高地バスターミナル15:20~15:25(ジャンボタクシー)-平湯15:55-解散18:35標高差 640m 距離 14km 登山口標高 1,500m「徳本峠」と書いて「とくごうとうげ」と読むことを、この例会に際して初めて知りました。また、徳本峠は、まだ上高地までの車道が開通されなかった頃に、島々 から上高地に至るメインルートで、近代登山を日本に伝えたウォルター・ウェストはじめ、高村光太郎や芥川龍之介などが上高地に行く際に越えた峠道だそうで色々と、勉強になりました。
さて、数日前の良くない天気予報から、徐々に回復し素晴らしいお天気となりそうな予感の朝。平湯バスターミナルからジャンボタクシーに乗ります。あまりの天気のよさに、上高地バスターミナルまで行かず、大正池からスタートしました。(タクシーだと融通がききます。ありがたや。)少し肌寒さを感じる澄んだ空気の中、朝もやの中に焼岳や穂高の山々が浮かぶ景色は幻想的で一同に歓声が上がります。焼岳と穂高の山たちさっそく写真タイムです。田代池からの霞沢岳。徳本峠の手前にこちらへ行く分岐がありました。田代池あたりからの穂高連峰。どれがどの山でしょう?こちらをご参照ください(その1)晴天の下、素晴らしい景色で写真を撮るのに忙しいのですが先を急ぎます河童橋と穂高の山々。こちらをご参照ください(その2)河童橋からの焼岳林間を進み明神到着。こちらをご参照ください(その3)明神から少し行くと分岐になります。木漏れ日の中、林間を歩きます。徐々に峠道になり、沢を渡り、はしごを登っていきます。危険個所の無い登山道ですが、ここだけは滑らないよう慎重に進みます。登りの連続に、一息ついて後ろを見ると、ド~ン!とそびえる見える穂高連峰。元気が出ます。峠手前の分岐。あと少し。ここから霞沢岳に行けるようです。徳本峠到着。徳本小屋があります。徳本小屋のHPによれば、大正十二年から営業小屋としてはじまり2023年に100年を迎えるそうです。歴史を感じさせる外観です。
小屋の横にはこのような案内が。徳本峠からの穂高。芥川龍之介や、高村光太郎もこの景色を見て感動し、インスピレーションを得たのでしょうか?帰りは、上高地バスターミナルで待機のジャンボタクシーで平湯まで。待ち時間がなく、非常に便利でした。9人定員のところ、9人参加だったので料金もバス利用よりも安く済みました。紅葉本番にはまだ少し早い印象でしたが、雄大な穂高の景色を前にして、何度も行ったことのある人も、これから行きたい人も、それぞれの想いを感じた例会だったと思います。何よりも素晴らしい秋晴れで最高の山行でした。最後に:山で見つけたお花&キノコ