雲ノ平~黒部五郎岳例会
2019年7月28日(日)~31日(水)
参加人数 12名 ランクB健
【山行概要】
富山県の折立登山口に前泊(テント泊)をして、折立登山口から太郎平小屋-雲ノ平(泊)-水晶岳-鷲羽岳-黒部五郎小舎(泊)-黒部五郎岳-北ノ俣岳-太郎平小屋-折立を周回しました
【山行データ】 ※GPSの実測値なので、多少の誤差があります。
| 29日 | 30日 | 31日 | 合計 |
累計標高差(登り) | 2179m | 1307m | 1109m | 4595m |
累計標高差(下り) | 983m | 1509m | 2096m | 4588m |
歩行距離 | 14.7km | 14.6km | 18.4km | 47.7km |
28日(日) 曇り一時雨
【コースタイム】
集合15:00-(途中買い出し)-折立(夕食)17:20-就寝
折立登山口に至る、有峰有料道路は朝6時に開門になります。
それから登山開始では遅いので、登山口近くでテント泊しました
美味しそうな料理が並びました
29日(月)曇り一時雨
【コースタイム】
折立4:33-太郎平小屋8:25-薬師沢小屋10:55-雲ノ平山荘14:52(泊)
折立登山口から太郎平小屋を経て、薬師沢小屋で昼食にしました
このルートを歩かれる方は、くれぐれも木道で足を滑らせないようにご注意ください。
私を含めて、皆さんスリップしていました
薬師沢小屋で昼食にしました。
小屋からまず吊り橋を渡ります
川へ下ります
ここから、激登りになります。本当に、急な登りです。
夏は熱中症対策として、水分と塩分補給に気を付けてください
標高差500mほどを登りきると、木道が現れます。ここからは平坦な道を雲ノ平山荘まで進みます
雲の上に明日登る、水晶岳が顔をだしました
鷲羽岳です
雲の平の夕暮れです
30日(火)曇り一時晴れ【コースタイム】
雲ノ平山荘4:47-岩苔乗越7:30-水晶小屋8:20-水晶岳9:13-水晶小屋10:00-
ワリモ北分岐10:38-ワリモ岳11:00-鷲羽岳11:35-黒部五郎小舎15:51
雲の平から祖父岳に進みます
コバイケソウの大群です
今回は、お天気には恵まれませんでしたが、お花には本当に恵まれました。
雲上の楽園を進みます
お花の好きな方は、雲の平にテントを張って、祖父岳周辺を散策して一日を過ごすと最高に幸せだろうと思います。
ただしここまでテントを担ぎ上げるのは大変です。
水晶小屋から水晶岳に向かいます
山頂付近は岩稜帯です
最後の登りです。
狭い山頂です
水晶岳の次は、ワリモ岳経由で鷲羽岳に行きました
ワリモ岳山頂です
鷲羽岳への登りです
大展望を堪能できるはずでしたが、残念ながら鷲羽岳山頂は霧でした
鷲羽池です
三俣山荘まで下ります
鷲が羽を広げている姿に似ているといわれれば、そのようにも見えます。
さすがに立派な百名山にふさわしい山です
そして黒部五郎小舎へ進みました
8月31日(水) 曇り時々晴れ【コースタイム】
黒部五郎小舎4:54-黒部五郎岳7:20-北ノ俣岳10:41-太郎平小屋12:32-
折立16:08-(入浴)-解散17:45
今年はコバイケソウの当たり年らしく、黒部五郎のカールにもたくさん咲いていました
肩までくると、これから進む北ノ俣岳方面を見ることが出来ました
黒部五郎岳山頂です。
ここから百名山を多くみることが出来るはずですが、残念ながら周囲の百名山は雲の中でした
黒部五郎岳から赤木岳、北ノ俣岳経由で、太郎平に行きました
振り返れば、黒部五郎が顔を出していました
そしてケルンのある北ノ俣岳へ進みます
北ノ俣岳は以前私がCLで日帰り山行を企画しましたが、雨で中止でした。
お花の好きな方にお勧めの山です
雷鳥ファミリーと出会えることが多いのですが、今回は顔を見せてくれませんでした。
今回、水晶岳、鷲羽岳、黒部五郎岳と、百名山3座に全員で頂上に立つことが出来ました。
長い長いロングコースですが、実に充実した山行でした。
ハードさという点では、記録的な例会ではなかったかと思います。
天気にはイマイチ恵まれませんでしたが、コバイケソウをはじめ多くの高山植物を楽しむことが出来ました。
個人的には、テント泊で雲の平でぼーっとして、気が向いたら祖父岳あたりのお花畑を周回するという、贅沢の極みの個人山行をしてみたいです。