7月20日(土) 晴れ~21日(日)曇り時々晴れ
白山(2702m)南竜テント泊体験 と 高山植物観賞
<コースタイム>
<1日目>白山比咩神社(6:00)→市ノ瀬(7:00~20)→別当出合(7:35~45)→別当覗(9:30)→甚之助避難小屋(10:25)→南竜山荘(11:35)→テント場(11:45~テント設営~昼食~自由行動~夕食)
<2日目>4~5時各自起床~朝食~テント場発(6:15)→展望台(7:10~25)→室堂(8:20)→山頂(9:10~25)→室堂(9:55~10:10)→テント場撤収と昼食(11:10~12:20)→甚之助(13:20)→中飯場(14:45~15:00)→<事故により待機15:40~16:10>→別当出合(16:15)→市ノ瀬(16:40~50)→白山比咩神社(17:50)
<参加 13名>
梅雨明け宣言はまだであったがお天気に恵まれ、テントやシュラフ、2日分の食料など、それぞれがいつもより重いザックを背負って、南竜が馬場でのテント泊体験をしてきた。 ザックが重い事やA健であることから、休憩も長めで多めのゆっくり山行であった。
2日間を通して13人全員が口を揃えて、夏山のピーク時ではあるが、白山がこんなに混んだのは初めての経験と言うほど、登り下り共に長蛇の列であった。 土曜の室堂宿泊予約者は680人だったそうで、南竜山荘宿泊や日帰りの人たちを合わせると、どれだけの人出であったか想像がつくだろうか?
初日は砂防新道から南竜山荘を経てテン場まで、テントは13名で6張り ( 内、会のテント1張り )、Myテント持参なので、流石に皆さん慣れた手つきであっという間に完成! 昼食後は、ひたすら夜まで宴会組と周辺散策組に分かれて、大自然の中でそれぞれが自由に過ごした。 散策組は油坂方向に出向き、池塘付近でハクサンコザクラやイワイチョウの群生を見て来た。 その後私とTさんは南竜山荘の自然解説員さんの後ろを付いて行き、今年の白山は雪解けが遅く花が遅れていると言う話や、良く似た花の違いや見分け方の特徴など、貴重なお話も聞けた。
夕食準備は4時頃から、Mシェフ&Tシェフを中心に、パスタ・汁物・皆で持ち寄った1品・食後のコーヒー&デザートなど、豪華な山ご飯となり、乾杯ビールと共に美味しく頂いた。 ちょっぴり夕日観賞と星空観察の後、8時頃に各自テントへ。
2日目は曇り空の朝を迎える。 Tシェフ特製雑炊で腹ごしらえをして、軽身のサブザックで展望コースに出発! 途中の展望台では、北アルプスの剱岳から槍穂岳連峰、乗鞍岳や御嶽山が雲海に浮かびあがり幻想的であった。 またコバイケイソウの群生が見事で、クロユリも群生しており満開となっていて、この時期なかなかのコースである。 山頂を踏んで室堂からエコーライン経由で南竜テン場に戻り、テントの撤収&昼食後は、登りと同じ砂防新道で下山した。
下山途中の別当出合直前(5分程手前)で、前を歩く方の転倒事故があり、その場で30分強の待機となった。 土日の下山ピーク時と重なり、待機者は200人位の列をなした。 その場にお医者さんもいたのだが、看護師さんとの呼びかけに、我がクラブのT&Tコンビが駆け付け、人工呼吸などのお手伝いをする場面もあった。 最後まで気を緩めてはいけないと言う教訓になったと共に、我がクラブに頼もしいメンバーがいることを誇りに思った。
初日は南竜テン場まで!
別当出合…新しいベンチの前で出発式? 甚之助…テーブル席は満員なので日陰で休憩
いつもよりどっしり重いザック 南竜山荘が見えて来た♪
山荘を過ぎてテン場に向かう途中に雪渓が残っていた。
4人でゆったり広々…会のテントは入り口が二つで、なかなか快適そう。
Myテントのセッティングに精を出す皆さん
テントを張り終えて、ホッと一息後に昼食とコーヒータイム
山頂がちょこっと見えていたテン場付近、この時エコーラインに長蛇の列が見えていた。
可憐なハクサンコザクラが、あちらこちらで群生していた。
油坂の急登と、2256mピークを見に行く!
イワイチョウ ハクサンコザクラ
2日目は展望歩道から山頂を目指す!
分岐を右に進む。 雪渓が2ヶ所あった。
曇り空ながら、展望台からの眺望は素晴らしかった!
コバイケイソウの群生が延々続く!
コイワカガミもまだ咲いていた。 クルマユリ
三つ子のクロユリ ホトトギス
室堂のクロユリ群生と剣ヶ峰
山頂にて(会長持参の旗と) 山頂より大汝峰
☆全てのアップはできないけど、他にも数え切れない種類の花を沢山見る事ができて、楽しい山行でした♪
☆集合写真を会員のページに入れました。