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例会山行報告 >> 記事詳細

2024/06/09

人形山例会報告

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人形山 1726m  富山県南砺市

 -民話のある山に登る-


実施日 202468()  晴れのち曇り

参加者 21

 コースタイム

集合場所5:00-中根平登山口7:00-第一休憩地8:00-第二休憩地8:35-宮屋敷跡9:30-梯子坂乗越分岐10:25-人形山頂上11:0011:50(昼食)-梯子坂乗越分岐12:20-宮屋敷跡13:00-第二休憩地13:45-第一休憩地14:10-中根平登山口14:50-集合場所17:00

 





「人形山」の山名は、五箇山の山里に伝わる悲しい民話に由来する。

・・・昔、庄川の支流、湯谷川のほとりに二人の娘が母と暮らしていた。ある雪深い冬、母は病気になり、母の病を治そうと姉妹は山頂の権現堂にお参りした。ところが、霧にまかれて方向を見失い二人とも雪の谷底に消えていった。―-  春の残雪の頃、手をつなぎあった二人の娘の雪形が山の北側に現れる。いつしか里人は人形山と呼ぶようになった。・・・

 

 こんな物語を秘めた人形山は長年の憧れの山である。谷間の残雪もほとんど消えた6月のこの日、私たちは海抜830mの中根平登山口を2班に分かれて出発した。杉林の緩斜面を進み、気持ちの良いブナ林のなかを登る。登山道脇にはマイヅルソウやミツバオウレン、ユキザサなどが咲き競う。標高1600mに達すると視界が開け、鳥居が立つ宮屋敷跡に出た。人形山から三ヶ辻山への稜線を目の高さに見ることができ、神聖な雰囲気がただよう場所だ。この先の道は、イワカガミやツバメオモトが目を楽しませてくれた。ただ、顔にまとわりついてくる虫の多さが難点。小さなアップダウンを越えたら梯子坂乗越分岐だ。ここを右にとり、富山岐阜県境の尾根道を行くと約30分で1726mの人形山頂上に着いた。すぐそばには、先ごろ開山式を終えたばかりで周囲の笹を刈り払った展望地があり、大挙して押しかけた私たち21名と他の登山客数名を余裕で収容、それぞれ思い思いの場所でくつろいだ。やや霞んではいるものの眺望は素晴らしく、残雪多い白山とその前衛の山々に大笠山、奈良岳、大門山などが連なり、手前の猿ヶ山から袴腰山、砺波アルプスの尾根が北へと伸びている。残念ながら立山連峰は三ヶ辻山に隠れて見ることはできなかった。

 今回筆者が初めて訪れた人形山は思っていたより登りやすい山だった。歩行距離は長いが急登も危険箇所もないので、ゆっくり登ればだれでも楽に登頂できるはずだ。ただし、ふもとの田向集落から中根平駐車場まで約4キロの林道はクルマ1台通るのがやっとの道幅で対向車との交差は至難だ。角の立った砂利道のためパンクの危険があり、轍や露岩のでこぼこにクルマの底をぶつけそうな悪路なので低床車の運転には細心の注意を要する。 


中根平の駐車場わきにある人形山登山口を出発


人形山登山道第一休憩所で一息つく


よく整備された登山道をにぎやかに登る


薄いピンクの花をつけてイワカガミが現われた


第二休憩所。みなさん余裕綽綽の様子


ツバメオモトがみずみずしく咲いている


ミツバオウレンが現われ、この先山頂付近まで群落が続いていた


宮屋敷跡の鳥居に無事到着、ひと安心だ


異形のダケカンバの巨木。小木のイカキングみたいとの声が聞こえる


ロープが下がる登山道唯一の悪場を通過


ユキザサの群生


梯子坂乗越分岐に着き、来し方をふり返る


行手にそびえる人形山


ツバメオモトがこんな高い場所にも虫たちの飛来を待ちながら咲いていた


人形山山頂。三角点はなく1726mの標識があった


山頂の一角にある展望地で憩う


白山の北面が見える


大門山ではないだろうか?金沢からの見慣れた山容と違うが


山頂をあとにすると、正面に三ヶ辻山が大きい


宮屋敷跡まで下りて、朝と反対側から鳥居を見ると、ここが人形山の遥拝所とわかった


駐車場で反省会をして解散
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