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例会山行報告 >> 記事詳細

2023/08/03

白山(弥陀ヶ原)例会報告

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   白山(弥陀ヶ原・2350m)
       ― 平日にゆっくり登ろう ―

実施日 2023年8月2日(水) 晴れ
参加人数 5名
コースタイム
集合5:00―市ノ瀬5:50―(シャトルバス)―別当出合6:30―別当坂分岐8:00―殿ケ池小屋9:45~10:00―黒ボコ岩11:25~12:00(昼食)―弥陀ヶ原―エコーライン―分岐13:15―南竜分岐13:30―甚之助小屋13:50~14:00―覗14:30―中飯場15:05~15:20―別当出合15:50―(シャトルバス)―市ノ瀬16:30―白峰総湯―集合地18:30
   距離 10.3㎞  のぼり1214m 下り1214m



 平日開催のためか参加者5名と控えめである。梅雨明け後は好天続きでこの日も晴れた。同じ日に、山頂へ行くランクテストが行われた。時間とコースが一部重複、帰路は甚之助小屋で偶然合流して一緒に降りてきた。ランクテストと言ってもあちらの参加者もCLとテスト受験者の二人のみ、気心知れたメンバーの個人山行みたいな例会となった。
 この日の白山は百花繚乱。こちらは「ゆっくり登ろう」がテーマなので、綺麗な花があれば足を止めては写真を撮る。観光新道の上部「馬のたてがみ」はまさに花園状態だ。ハクサンフウロ、シモツケソウ、ヨツバシオガマ、マツムシソウ、アザミなどピンクや紫の花々が咲き誇り、他にもさまざまな花が目を楽しませてくれた。黒ボコ岩の岩陰で昼食を取ったのち、笹がはびこる弥陀ヶ原の木道を歩いた。ササは年々高山植物を駆逐して弥陀ヶ原に広がっていく。ようやく見つけたクロユリは花弁を落としてつややかな緑の実となり、タテヤマリンドウが薄紫の小さな花を開く。エコーラインの南斜面では、カライトソウの赤やキスゲの鮮やかな黄色が風に揺れていた。汗をかいた皮膚にあたる風にいくぶん冷気の粒子を感じた。空には絹雲も現われて、白山は早くも秋の気配が忍び寄っていた。


観光新道の登り初めに咲くシモツケソウ


ニッコウキスゲ


カラマツソウ


タテヤマウツボグサだろうか


アザミ


タカネナデシコ


白山釈迦岳上空には絹雲が


ハクサンフウロは随所に見られた


ハクサンシャジン


マツムシソウが群落をつくって咲き誇る


馬のたてがみを彩る花々


殿ケ池避難小屋を見下ろす

馬のたてがみ上部まで続く花の道


弥陀ヶ原・エコーラインで見つけたタテヤマリンドウ


オヤマリンドウだろうか


チングルマと御前峰


唯一見かけたコバイケソウの花穂


斜面に群生するニッコウキスゲと南竜ケ馬場


甚之助小屋でランクテストの一行が追いつき、このあと一緒に山を下りた  <おしまい>
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