オンラインユーザー5人
ログインユーザー0人
訪問者数5152893
会員外の方も買物できます

 






 
























 
例会山行報告 >> 記事詳細

2017/04/30

例会報告「笈ヶ岳EL1841m」

Tweet ThisSend to Facebook | by 会員
笈ヶ岳(おいづるがたけ1841m) ~101番目の山・労山50周年記念対象~

日時:4月30日(日) 参加者:4名
山頂の天気:晴れ・風速10m程度・やや霞むも視界良好・北アは拝めず。
下界の金沢市:晴れ・最高気温27度~最低10度。日の出5:01-日の入18:41

コースタイム:9時間18分
集合3:00~中宮展示館着3:53~
スタート
04:10~
04:27ジライ谷出合04:30~05:52ジライ谷ノ頭06:04~・1271
07:17
冬瓜山07:23~
07:52シリタカ山07:57~08:29中宮ルート分岐08:30~
08:52
小笈ヶ岳08:55~
09:02笈ヶ岳09:47~09:53小笈ヶ岳09:57~
10:07
中宮ルート分岐10:08
~11:13冬瓜平11:14~12:02・127112:03~
12:13
ジライ谷ノ頭12:14
~13:07ジライ谷出合13:10~13:28フィニッシュ中宮展示館


計画地図:中宮展示館~ジライ尾根~冬瓜山~シリタカ山~笈ヶ岳~巻き道~下山


【行程ログ】総距離13.47km・累積標高UP/DN1746m。
:単純標高差1240mだが、
登り返しが多い。序盤は僅か3kmで1000m登り。北アルプス三大急登の剱岳早月尾根に
匹敵。というか、それ以上なる急登の程度が窺える。ほぼ崖という表現が妥当かもしれない。



3D地図。中宮展示館~ジライ尾根~笈ヶ岳への最短ルート。
山毛欅尾山経由、大笠山経由、大瓢箪(おおふくべやま)経由も魅力的だ。
ただピークを踏むより登頂までのプロセスを愉しみたい。


4:31 闇の中での渡渉。前にも後ろにも渋滞でした。身軽なKHC4人衆は難無く渡渉。


4:54 急登エリアは汗をかかない程度の緩いペース配分。花に癒されました。


5:10 急登エリアでは至る処に虎ロープ(標識ロープ) 劣化しているため頼りにならない。


5:17 大岩通過。渋滞も無く、四名共スムースに急登エリアを進んできました。


5:48 御来光!北縦走路・妙法山付近から陽が登ってきました。


6:03 右上の冬瓜山ロックオン!まだ目的地の笈ヶ岳は見えません。


6:13 藪々の尾根道。残雪頂部を通過。 灌木がアンカーになっているため崩れ難い。


6:24 デデーン!と白山。木々の隙間から拝めた。


7:18 冬瓜山の取付部分は崖。木の根を掴んで登り。ロープは信用しちゃダメです。


7:23 冬瓜山通過。目的地の笈ヶ岳を望む。左側は大笠山。マダマダ遠いなぁ~…


7:23 ナイフリッジの冬瓜山。危険だと盛った表現が多いが、然程大したことないです。


7:31 雪が繋がった稜線。次なる経由地、シリタカ山へ。


7:52 シリタカ山通過。なだらかなシリタカ山ピークから望む白山。


7:53 岳人と笈ヶ岳、絵になる風景だ。 どんどん近づいてきた。9時には登頂できそう。


8:01 謎の風穴。流星からの物体X?


8:04 続くトレイル。近いようで遠い…遠いようで近い笈ヶ岳。


8:43 ラストの急登。小笈ヶ岳へ。まさに白い山、蒼い空。


9:02 四名の足並みも揃い、笈ヶ岳登頂! 遠くに望む白山。


約5時間の登りを経て、静かな山頂で食事休憩45分。その後、祭りのように混雑してきた。


笈ヶ岳ピークEL1841mからのぞむ風景。デデーン!と白山さま


ピークからのぞむ風景。小笈ヶ岳、遠くに北縦走路。更に遠くに大日ヶ岳。


ピークからのぞむ風景。北縦走路、遠くの突起が樅糠山ピーク。繋がる猿ヶ馬場山。


ピークからのぞむ風景。遠くに大滝山~カラモン峰~人形山。手前はオゾウゾ山?芦倉山?


ピークからのぞむ風景。手前が大笠山、続いて奈良岳、奥の大きな山塊は猿ヶ山。
先々週は猿ヶ山から笈ヶ岳と白山を眺めてました。来春に大笠山から笈ヶ岳アタックしたい。


下りは楽しんでヒップシェード。写真は正しい事例。ヒップシェードはピッケル必須ですよ! 


下りはシリタカ山・冬瓜山の巻き道経由。良さ気なゲレンデだ!滑走したい欲求に駆られる。


大瓢箪からの稜線。テン泊ベースキャンプに大笠~笈ヶ岳アタック計画案が思いつく。


11:23 巻き道ルートも終盤。遠くに望む大笠山~笈ヶ岳に再訪の約束。


12:36 大岩通過。此処から約1km・標高差600mを一気に降る。ほぼ崖です…。


タフな崖エリアも可憐な花に癒される。 イワウチワ


ブナの新芽。登り時は暗くて判らなかった。本日の好天で葉が開いた様子。


対岸では桜開花。白・ピンク・緑。なかなか拝めない組み合わせだ。


「千と千尋の神隠し」のようなトンネルを経て中宮展示館遊歩道へ


カタクリ満開!笈ヶ岳に登らなくても、中宮展示館遊歩道で過ごすGWいかがでしょう。


信頼関係ガッチリな四名の足並みが揃い無事フィニッシュ!約9時間少々の長丁場終了。

   石川県労山50周年イベント山行。例会としては異例とも云えるタフなコース。
  ハイキング気分では容易く登れない山だけに、B健とはいえどもランク制該当外。
  募集時に「直近の山行実績報告と場合によっては参加辞退を促す場合有り」と
  若輩者な当人の上から目線的な案内記述だったことを御容赦ください。

   山行当日はゴールデンウィーク序盤とも重なり、参加者が少ない例会でした。
  難易度が高いが故に敬遠されたのかもしれませんが、数多いKHC会員の中で
  チャレンジ意欲ある方からの参加申し込みが無かったことは残念だと思います。

   参加者はレジェンドクラスなヤマヤの方々ばかり。Nさん70代(5度目の笈ヶ岳)
  Kさん60代(4度目)、SL担当Mさん60代(8度目)、CL担当の当人40代(2度目)
  平均年齢61歳の4名パーティ。   まだまだペーペーな最年少CLが率いらなけれ
  ばならないプレッシャーを余所に、意外と即効で信頼関係が構築でき、諸先輩方
  からお気遣い頂き長丁場の山行を充分に愉しめ、おかげさまでノントラブルでの
  全員無事登頂&帰還できました。

   最後に余談ですが、当人が今月で退会するため、今回の例会でCLが最後です。
  長い間お世話になり有難う御座いました。この場を借りて御礼申し上げます(感謝)
20:54 | 投票する | 投票数(10) | コメント(0)