今年は雪が少ないとはいえ、冬の医王山は初めて。ドキドキしながらの参加です。天気予報は午後１４時から雨予報なので、ショートカットして　見上げ峠からのスタートとなりました。しかも、登山道ではなく、しがら首まで林道を上っていきました。みなさんワカンは履かず　つぼ足です。

この日の気温は低く　池は凍っていました。

杉林を　わいわいおしゃべりしながら　気が付けば西尾平に到着。
これでも例年よりもかなり雪は少ないそうです。

西尾平を過ぎると　景色が一変しました。白い樹氷から　透明の氷樹となり　太陽にあたりキラキラしています。　わぁ－と歓声があがり　皆さんスマホをだして　一気に撮影会になりました。この透明感を目で見たように写真に収められないのが残念

しがら首から　登山道へと入っていきました。道中の樹々も透明の氷におおわれてます。突然、カラカラと音が聞こえ、何かと思ったら樹木から音をたてて　氷が崩れ落ちていきます。まさに氷シャワーです。

幻想的な景色にうっとりです。参加してよかった－。これが見られただけで大満足の声があちらこちらから聞こえてきます。何回言ったかな－。って笑いながら歩みを進めてます。

山頂では　展望台の氷に一同びっくり。大きな氷も緩んで　ポコッととれるんです。

赤い旗はお堂の目印です。きっと踏まないようにとの心遣いなんですね

童心にかえり　氷で遊び、皆さん大笑い。ちょっと若返ったかな(笑)

雪に埋もれていた看板をNさんが掘り起こしてくれました。

この看板は　絶対にはずせませんよね－

雲がでてきたので　お天気を気にしながらの早めの昼食です。

帰りは　念のためアイゼンをつけて　西尾平まで登山道を歩き、その後は林道コースで下山です。

空が暗くなり、もうちょっと待ってね。祈る思いでテクテク歩いてます。

途中に見つけました。透明氷の中に　しっかりと春の準備が進んでいました。

新芽や　黄色に膨らんだつぼみが　ガラス細工のように氷に包まれていました。

氷と　黄色のつぼみがみえるでしょうか？　これはマンサクだそうです

この日は　街ではお昼ごろものすごい雨だったそうですが、

さすが、晴れ女＆晴れ男が勢ぞろい。靴を履き替えて　ミーティング終了、と同時に雨が降り出しました。ご一緒の皆様　ありがとうございました。

天気予報を気にして、一部カットとなりましたが、雨にあわず、とても楽しい山行でした。同じ山でも　季節が違えば、自然条件が違えば　目にするものすべてが変わります。こうやってお山にはまっていくんですね。