烏帽子岳(2,628m)・船窪岳(2,297m)
――北アルプスの静かな山域を周回する――
■実施日 8月22日㈮~8月24日㈰ 晴れ
■参加者 5名
■コースタイム

■概要 七倉山荘から高瀬ダムまではタクシー移動。ダム湖周辺は不動岳から流出の土砂が堆積し、稜線崩壊の進行スピードの速さが見てとれた。大規模崩壊現場の通過、標高差200m超の登り下りの繰返しに比べれば、ブナ立て尾根急登の印象は薄らいできている。烏帽子小屋、船窪小屋とも満室だったが、道中は極静かで貸し切り感があり、各山頂・展望スポットでは稜線の先々まで見渡すことができた。最終日も天気に恵まれ、下山始めは高瀬ダムを俯瞰するコース上、槍ヶ岳のシルエットが際立って見えた。樹林帯に入ると落葉のクッションが疲れた脚に優しかった。七倉山荘に到着時の安堵と興奮は、その後数日持続した。
トンネル入口、槍見台からの展望をパスして吊り橋へと向かう

高瀬ダムに流入する濁沢と不動沢の堆砂が白くみえている

正面ひときわ白い岸壁から流れ落ちる濁沢の滝

沢を渡ると目の前にブナ立尾根登山口

樹林帯の中を登り進むにつれ不動岳の崩壊面が顕わに

急登をのぼりきったら烏帽子小屋の花畑が出迎えてくれた

リーダーが二日がかりで予約をとってくれた烏帽子小屋
ゆっくり日が沈んでいった

2日目、浮かび上がる赤牛岳と薬師岳
朝日に照らされる烏帽子岳
ザックをデポし山頂往復
ピークの標識付近で(前日に)船窪方面からやってきた単独山行の方とすれ違い、我々5人揃って1枚の写真に納まることができた
不動岳の稜線崩壊帯への注意喚起と「船窪まで
遠いね~」の言葉を受けてメンバーは武者震い(私は戦慄)

なだらかな南沢岳を越えた先に待ち受ける危険地帯
背景の針ノ木岳の山容と相まって険しさが増して見える

楽園といわれるのも納得、烏帽子田圃
大小ある中で一番大きな池塘の、静かな表情に惹きこまれる

南沢岳山頂付近の大展望
水晶岳~赤牛岳そして薬師岳(意外に薬師岳が赤いことを発見)
コマクサの花が揺れるこの場所を去りがたく感じたが、いよいよ挑戦領域に足を踏み出す

南沢乗越まで200m下る

崩壊斜面のトラバース

崩壊現場の稜線から離れてほっとしたのも束の間、登りが始まる

不動岳を登りあげて稜線を振り返る

不動岳に着いて(危険個所は過ぎたと)安心したが試練はここからだった

〔船窪第2ピーク~船窪岳の間に自身がバテて遅れが顕著だったため、一部荷物をメンバーに負担してもらい、後ろからCLに付添ってもらった〕
ザレたナイフリッジを通過

〔この後もザレ場に梯子など足場の不安定な箇所が連続
緊張を解くことも、休むこともままならず先に進むしかなかった〕
見送りの鐘の音を聞きながら船窪小屋を発つ
ビーフシチューにアザミの天ぷら…ご馳走と休息のおかげで体力回復、天気も上々

「天狗の庭」のさすがの眺望
登山口の高瀬ダムまですっきりと

長い行程、何とか歩ききった…!
