オンラインユーザー14人
ログインユーザー0人
訪問者数6093286
会員外の方も買物できます

 
 




 


















 
例会山行報告 >> 記事詳細

2025/06/03

医王山周回ランクテスト例会

Tweet ThisSend to Facebook | by 会員
医王山周回ランクテスト例会
日時:6月1日 天候:雨のち曇り
参加人数:5名 ランクテスト受験者:3名



コースタイム

集合場所 6:00 - 谷登山口 6:50 - 岩崩山 8:15 - 国見平ヒュッテ 8:55 - 三千坊 9:05 - 夕霧峠ヒュッテ 9:50 - 奥医王山 10:30 - 

夕霧峠ヒュッテ 11:00〜 11:30(昼食) - 蛇尾山 11:50 - 白兀山 12:15 - 林道 12:40 - 国土原休憩所 13:10 - 前医王山(金剛)14:05 -

前医王山(胎蔵)14:22 - 前医王山登山口 15:00 -谷登山口 15:07 - 集合場所 16:00





データ




 今年の春のランクテストは、4月29日快晴でしたが残雪が多いために中止、5月31日に延期するも悪天中止、6月1日は降水確率50%で中止にすると案内していましたが、前日の金沢の天気予報は降水確率40%、ただし南砺市の降水確率は60%でした。
この時期の天気予報は予想が難しく外れることが多いとのこと、私の経験上このパターンで決行すれば間違えなく雨にやられる、、、、。
やられると分かっていても、あえて決行するのか?
中止にしてしまえば楽になるな、、、、。そう思っていましたが。

 会長からは危険箇所があるので無理に決行しないでくださいと言われ、SLからは足元が心配ですとの助言、どちらにしてもカニの横ばいだか、鹿すべりだか言われている箇所を歩くのは危険すぎるかなと思いました。
鹿が滑るくらいだから、いわんや人をや!w
決行するとしたらコースを見直さないといけない、かといって直前になって全然違うコースを選択するのもあり得ない話で、検討したのは周回コースを逆回りに進んで大沼から引き返して降りてくるというコース、しかしこれだと歩行距離が16kmを超えてしまい日が暮れてしまうかもしれないし、雨の中を歩き続けるのには長すぎる、、、、。
最短で累積標高を稼げる急登はないか??
んなら、奥医王山を往復すればなんとかなるんじゃないか?
パソコンでシミュレーションしたらなんとかほぼ累積標高1200mになって、歩行距離も14km程度に収まる。
これで、決行することにしました。

 同じ日にランクA健で宝達山の例会があり、そちらも中止の案内が出ていないとの話。
宝達山が開催でランクテストが中止というのもあり得ない話なわけで^^;w
雨に濡れる覚悟で決行しました。

 当日の朝集合場所に集まると、大降りではないけれどしっかりと雨が降っており、中止だと思ってましたとの参加者の声も聞こえて来ました。
祖谷登山口に移動しても雨は止まず、雨の中を進んでいきました。
五里霧中とまでは行かないまでも、すぐそばにある山も、向かうべき山も全く見えない、、、、。
慣れ親しんでいる道なので迷うことはないけれど、景色が何も見えないというのはなんとも心許ない。
ただ、足元や目先に次々に現れる花々がしっとりと濡れて瑞々しい可憐な姿で楽しませてくれました。

 今回の踏んだピークは、岩崩山、三千坊、奥医王山、蛇尾山、白兀山、前医王山金剛、前医王山胎蔵と7座。
なかなかに豪華じゃありませんか?
当初、奥医王山山頂で昼食の予定でしたが、足元も悪いし、眺望もないし夕霧峠まで引き返して避難小屋の中で食事にしました。

 今回危険箇所は回避したものの前医王山への下りは超急斜面でおまけに雨に濡れて滑ることこの上無し!
SL以外は全員尻餅をついていました。
それでも、怪我や事故なく無事に帰って来れたのが何よりもありがたかったです。



医王山登山道祖谷登山口




コアジサイが満開でした。




朴の花




オオカメノキ ムシカリ





岩崩山に向かう道





一座目 標高648m 岩崩山のキノコドーム





国見展望台 眺望は無し。





5月に24日に医王山開山祭が行われた医王権現





本地仏は薬師如来だそうな。





堂辻
ここから再び山道に入り、本来であれば鳶岩、三蛇ヶ滝の方へと向かいます。




この辺りは大変に雰囲気のある山道で、国見平のミニ周回コースとか雨の日に歩くととても美しくてオススメです。




金山峠の石仏





三千坊の案内板がありました。





国見平付近はブナ林が大変美しいです。





ヒメシャガと思われる蕾





二座目 三千坊展望台






三千坊 県境地蔵
その昔、ここに宿坊が三千あったそうな、、、、、。



三千坊から林道へと下る道





スケルトンになりかけのサンカヨウ





国土原付近 この先残雪のため通り抜けできません。





もう6月なのに残雪がありました。
落石や雪になぎ倒された木の枝とかが散乱していて車の通行は危なそう。
ただ、石川県側からは通行止めのバリケードはありませんでした。





夕霧峠ヒュッテ 視界は全く無し。





タニウツギ またの名をダニウツギ
というそうで、ダニがついていることが多いため持ち帰りは禁物だそうですよ。





奥医王山に向かう階段





見返りの大杉
急登を登って累積標高を稼ぎます。





イワカガミ





三座目 奥医王山山頂 標高
939m  939は南砺市の郵便番号だそうな^^;w





ツクバネソウ




夕霧峠に戻ってヒュッテで食事にしました。
屋根があってテーブルと椅子がありがたかったです。





さて、最後の一山を登ります。




まるで映画のワンシーンのような霧のブナ林。





蛇尾山山頂にあった見事なウラジロヨウラクの株




四座目 蛇尾山 標高920m
国土地理院の地図では「医王山」と表記されていますが医王山は山域全体を指しているようで医王山山頂という場所は存在しないそうです。
奥医王山と前医王山というピークは存在しますし、今回は踏んできました。





ユキザサ





霧の中のダオテラス





ダオテラスには大きなヒメシャガの株がありました。





五座目 白兀山 
子供が二人展望台に乗ってました。
こんな日に山登りですか??
それはお互い様か???w




白兀山 標高895.7m




国土原休憩所
晴れていればここからの劔、立山の眺望がサイコーなんですが、、、、。
ここから前医王山の降りルートが始まります。



ちっちゃいでんでん虫






前医王山の主のような大きなブナの木





前医王山への下りは急勾配の連続で今回の一番の難所になっております。
滑って滑ってすべりまくりました。
SLからは滑る前に足を前に出して駆け降りる。
とのアドバイスがありました。





コケイラン





六座目 前医王山金剛 標高612m







七座目 前医王山胎蔵
金剛と胎蔵
とは、真言密教で説く、胎蔵界と金剛界というふたつの世界だそうですよ。




エゴの花





医王山の曼荼羅巡り
ランクテストは無事終了しました。







07:37 | 投票する | 投票数(3) | コメント(0)