医王山清掃登山① Aコース (奥医王山939m)
金沢ハイキングクラブ恒例の医王山清掃登山。総勢27名、Aコース(奥医王山939m)とBコース(大沼~白兀山896m)2グループに分かれ、四季折々、私達を楽しませてくれる医王山に感謝の気持ちを込め、登山道の清掃と小倒木・脇枝の除去などをさせて頂きました。
新緑盛りの晴れたこの日、透過光で若葉がさらに鮮やか。この時期に咲く山野草も愛でながら、たいへん気持ちの良い歩き。登山道では殆どゴミを目にすることはなく、登山者のマナーの良さにも気持ちが良い。クラブの皆様と和気あいあいの清掃登山。当クラブのとても素敵な活動だと再認識した一日でした。
以下、Aコース(奥医王山939m)の報告となります。
■実施日:2024年5月26日(日) 晴れ
■Aコース参加者:14名
■コースタイム:
駐車場 発7:32-見上峠8:05-登山道ー西尾平9:17-登山道ー白兀山10:12~10:29ー夕霧峠11:07~11:20-奥医王山(昼食)11:41~12:30-夕霧峠12:55-林道ー西尾平13:40-林道ー見上峠14:30-駐車場 着14:45
■歩行距離:11.4km、累積標高差:上り730m/下り749m
クラブで準備されたゴミ袋が配布され、各自で準備した軍手、ゴミ取りはさみ、枝切、鋸などを片手にまずは自己紹介。その後、2チームに分かれ、それぞれのコース・清掃登山の説明を受け、出発!駐車場のゴミを探しながら見上峠へ向かいます。


見上峠から入り、さっそく登山道を塞いでいた倒木を携帯鋸で切断。三人がかりで進路の妨げにならないよう脇に除ける。

登山道にはみ出した枝やツルなどの除去も行いつつ、普段より足元を注意深く見てゴミを探しながら登る。足を引っ掛けそうなこんな箇所も見逃しません!
小兀で白山がくっきりとみえていました。雪解けが進んでいます。

白兀山で小休憩し進みます。透過光で新緑が爽やか!
夕霧峠・白兀平ヒュッテから散居村の景観が美しい砺波平野。遠景に剱・立山、薬師岳。
奥医王山へ。「見返り杉への浄土坂288段」を登る。この鮮やかな新緑!

シャガより小さい可憐なヒメシャガ

イワカガミも綺麗に咲いていました。
奥医王山山頂で昼食。見上げるとハロ(日暈)
下山途中、好展望を楽しむ今月入会したばかり、元気一杯のSさん(20代!)

タニウツギがきれいに咲く車道。ゴミはぽつぽつとみられていました。
みたかったフレッシュなホオノキの花。車道でメンバーが探し見付けてくれました。
ホオノキは日本自生の樹木の中では最大級の葉と花をもつそう。花は直径15~20cmの杯形。

駐車場で2グループが収集したゴミを合わせて測量しました。
燃えるごみ:3.6㎏
缶:6本130g
ビン:1本55g
ペットボトル:2本45g
不燃物ゴミ:475g
以上です。中には車に積み忘れたと思われる長靴や登山スパッツもありました。