―天神道・石坂越コースを歩く―
【実施日】2018年10月27日(土)〜10月28日(日)
【参加者】7名
【コースタイム】
1日目 集合6:00−平岩駅8:15−蒲原温泉9:46−猫鼻の石仏群10:15−天神道 城の越11:32−道の駅小谷13:02−来馬温泉14:10−常法寺14:26−豆平諏訪神社14:40−来馬温泉15:40
2日目 来馬温泉7:20−松ケ峯8:15−石坂9:41−フスベ10:37−虫尾の阿弥陀堂−(虫尾口〜和平間は地滑りのため通行止)12:11−小谷村郷土館(屋根葺替え工事のため休館)12:30−南小谷駅13:20〜14:43+++平岩駅15:06−集合場所17:30
【概要】
糸魚川起点の塩の道トレイル第二弾。平岩駅から天神道越えコースと石坂越えコースを辿る全長25kmの行程。
1日目スタートは雨。本降りの時間帯があるも徐々に天気は回復。紅葉には少々早いと思われたが、街道沿いに標高が上がるにつれて、その色合いは増すようであった。
2日目の道程には稗田山の崩落現場があり、この一帯がかつてどれほどの被害にあったのか記念碑を通して知ることに。今なお崩れ続ける現実も見てとれた。
2日間の山道・車道の割合は6:4くらいか。体感レベルではもっと山道を歩いた印象。山中や峠で人とすれ違うことはなく、舗装道に下りても148号線を横断する時以外は車の存在を忘れて歩けるほど自然や風景を楽しめた。秋深まる静かな里山を満喫できた例会であった。
ルートが更新されたところもある(?)が案内看板などは新旧混在するので注意が必要。欲しいところに道標が無い、あるいは分かりづらい地点では、トレイル協会発行のマップや道の駅で入手したパンフを広げてルートを探した。
平岩駅前に車を停めて出発。

葛葉峠から見た真那板山(1,219m)

車道からスッと脇道に逸れるような感じ。道標を見落とさぬよう注意。

橋を渡り・・・

えっ!?ここを行く?

橋の脇を梯子で降りて橋下をくぐります。

猫鼻の湯。惹かれるけれど今日は素通り。

山道を出たら車道を挟み、また次の山道へ。

石の道標のほうが新しいようだ。

早めに風吹荘に到着したので周辺散策へ。まずは県宝 常法寺。

素敵なお召し物

銀杏の落ちて弾ける音が境内に響く。

次は豆平諏訪神社 (祭神 建御名方命たてみなかたのみこと)へ参拝。

本日のお宿にて贅沢な夕食。小谷錦。鹿肉。ムキタケと鮭の白子の天ぷら。



翌日は山行日和。浦川橋から本流の姫川方面を望む 。
この辺りは日本三大崩れの一つに数えられる。平成に入ってからも被害のあった場所。

昔、歩荷さん達が見た風景とは様変わりしたことだろう。

変わらないものもあってほしい。

この表示、要所で頼りになります。

終盤、通行止めの区間が・・・残念ですが車道に下ります。

締めくくりは大糸線ディーゼル車。車内で北陸新幹線に絡んだアンケート調査があった。
北陸新幹線は現代版塩の道?!
