火打山(2452m)、妙高山(2454m)夏山に花を求めて                          8月19日〜20日

参加者   7名
行動記録 19日 城北運動公園4:35---北陸高速道---笹ヶ峰登山口8:00---富士見平分岐10:00---高谷池11:40---雷鳥平---火打山山頂13:50〜14:05---茶臼山15:00---黒沢ヒュッテ16:20
20日  黒沢ヒュッテ5:05---三つ峰分岐6:05---神奈山6:45〜7:05---大倉分岐8:00---長助分岐9:40---妙高山山頂11: 15〜11:45---黒沢ヒュッテ14:00---富士見平14:25---登山口17:00---高速---金沢20:10

19日 AM4:30金沢発、妙高ICで高速を降り笹ヶ峰登山口へ。

笹ヶ峰のバス停から車道を少し戻ると、登山道の入り口がある。受付小屋の中をくぐって登山開始、樹林の中につけられた木道が黒沢を渡るまで延々と続く。

やがて十二曲がりの登りにかかる。。名前の通り12回の九十九折をくりかえして高度を上げていく。
ゆっくりと歩き続けて、富士見平分岐に到着。ここでコースは黒沢池と高谷池に分かれる。

以前、県連の登山祭典で日帰りの妙高登山でここまで来たが、右に折れ高谷池ヒュッテを目指す。
高谷池に向かう道から焼山、火打ちを見る
登山者も少なく静かな散策路、天狗の庭からの火打山。
高谷池湿原を後に火打山へ、ふり返ると妙高山 火打山、山頂で《千の風になってハイ、ポーズ》
 三角屋根のヒュッテを回りこみ、大小さまざまな池塘が美しい高谷湿原を左に見ながら木道を行き、岩場を登ると台地に出る。登山道に人が歩いているのが小さく見える。ここからは緩やかで楽そうに見えたが、いやいやどうして、しっかりとした登りが続く。

 ただ、湿原がどんどん小さくなり、妙高の頭が見え出すので救われる。雷鳥広場を過ぎ、土止めのために作られた丸太の階段を行くと、小さな祠が祭られた火 打山山頂に着いた。下山は高谷池分岐から茶臼山を経て八角形のドーム型をした青い屋根の黒沢ヒュッテを目指す。小屋はほぼ満員。ビールが旨かった。
神奈山に向かう道からの妙高山 神奈山への標識
20日、  6時出発の予定だったが5時5分に出発。小屋の横から左に折れて神奈山に向かう。笹が刈り込まれて薄茶になった道が続く。このルートはほとんど人が通ら ないのか、草が生い茂り道を塞いでいる上に、朝露でズボンがビショビショになり、靴の中も濡れてきた。スパッツはいつも準備しておくと良いとおもった。

 三ツ峰分岐あたりからは、火打方面から90度程角度をずらした妙高の荒々しい姿が見られる。まったく人の通らない山道を、いくつものアップダウンを繰り返し、1時間半かけて神奈山に着く。

 来た道を分岐まで引き返し大倉池への急な坂を下る。そして大倉分岐から長助池を過ぎてほどなくして黒沢ヒュッテからの合流点に着く。長助池は花の盛りは過ぎていたが、静かで綺麗なところだった。
長助池 妙高頂上で
 ここから妙高への400mあまりを、一気に標高差を詰めると山頂に着いた。「やったー!着いたー!」と叫んだメンバーの声が充実感を物語っていた。下りは早い。

 先ほどの分岐まで来ると男の子2人が叫んでいる。外国人の父親の話によると「もう、水を飲み干した」「残りの水は長助池までのお楽しみ」なんだそうだ。「水が欲しい!」と叫んでいた彼らは燕温泉へ下るそうだ。

黒沢ヒュッテのベンチはだれもいなくてガランとしていた。ここで買って飲んだジュースのうまかったこと!後は木道を一気に下るり、富士見平から黒沢橋を渡り下山した。足が痛くなったが、100名山を二つ、そして神奈山にも行けて、元気いっぱいの山行となった。