追悼登山                             6月18日奥高尾山・高尾山〜吉次山(一周コース) 

Nさん安らかに・・・お揃いのTシャツで登山口で記念撮影した A班 B班

Aランク     奥高尾山

参加者  8名
行動記録 湯楽集合8:00---登山口8:30---鉄塔9:00---前高尾9:55---奥高尾10:50〜11:45---前高尾分岐12:30---鉄塔13:25---登山口14:00---湯涌温泉湯楽14:20解散

朝、出がけに清めの雨がパラパラと降り、曇り空ではありましたが、爽やかな冷たい風が吹き、登山口ではパッと太陽が射しお天気も今日の追悼登山を見守っていてくれているようでした。登山口ではBランクのメンバーと一緒になりました。
落ち葉カサコソ、緑陰にはささゆりの甘〜い香りが・・・ 前高尾、奥高尾の分岐
ブナの芽生え 「西さんTシャツを着て登って来ましたよ」としばし黙祷

元会員のNさんを、失って会員一同悲嘆の涙を流したのは、つい昨日のことのように月日が経ちました。

Nさんがこよなく愛してホームグラウンドの山として何回も足を運んだ山、そして最後の勤務校であった湯涌小学校に近い奥高尾山へ、追悼登山に行って来ました。

ご遺族から会へのご厚志で、購入したお揃いのTシャツを着て、濃さを増した木々の間から空にむかって、「西さ〜〜ん」大声で二回呼びました。そして黙祷しました。

鳥のさえずりが、そして微風がそよぎました。皆の心に千の風になった西さんが・・・・ゆっ〜くり、のん〜びり、今は亡き西さんを偲びながら歩きました。笹ゆりが奥高尾まで20本あまり咲いていました。

Bランク        高尾山〜吉次山

参加者  19名
行動記録 湯涌みどりの里7:30---登山口P8:25---前高尾山9:35---高尾山10:15---吉次山11:40〜12:45---吉次山登山口13:20---登山口P15:10---湯涌みどりの里15:30
話題は自然とNさんのことに・・・ブナの林が美しい 眺望もきかない奥高尾山山頂で

前高尾山から奥高尾山に向かうにつれてブナ林が多くなる。風が少なく、Nさんは今日はブナの葉になって私たちを迎えてくれたのでしょうか。日尾池の周りの木々の枝にはモリアオガエルの卵が産み付けられていました。

吉次の下見にNさんと歩いたこと・・・あの時は少年の森から入るコースだったろうか、いや採石場から降りてきてのことだろうか、道を迷い、雑草の中を歩き 回り、川の側で休んだことなどを今は懐かしく思い出します。勤務校も「山の見えるところ」と希望を出されたとのこと。本当に自然を愛し、山を愛したNさん が、『千の風』になって空を吹き渡って行ったかも・・・追悼登山の参加者の多さにも彼の人柄を知ることが出来ました。
奥高尾〜吉次山の鞍部には湿地があり、ミツガシワが咲いていた 吉次山の頂上で・・・ソーメンが美味しかった!