平瀬道から南竜ゲ馬場       7月9日〜10日

参加者 14名
行動記録 9日城北P6:15---白川インター7:00---大白川登山口8:20---大倉避難小屋10:50---室堂13:25---南竜ゲ馬場15:10泊  10日南竜ゲ馬場7:20---アルプス展望台8:20---大倉尾根分岐9:06---大倉避難小屋10:00〜10:50---大白川登山口12:35---城北P16:40


岐阜県白川村平瀬よりダム湖畔の大白川登山 口へ入る。登山口には広い駐車場やキャンプ場、休憩場、トイレなどの施設が整っている。今回の山行は事故対処講習をしながら、南竜ガ馬場でテント泊を経験 するのが目的なのでシュラフ、食料などで皆のザックは頭より高い大荷物でパンパンに膨らんでいる。空は曇りがちで、天気予報は芳しくないが目的地までは何 とかもつだろう・・・といざ出発!
寝袋、食料を担いで準備万端OK! ブナ林の急登を行く
急 登が過ぎると平坦な道!を繰り返しながら高度を稼いでいく。霧に浮かブナ林が、いつもより重いザックを担ぐ辛さを慰めてくれる。眼下には白水湖が見え、行 く手には面白い枝ぶりのダケカンバが斜面に造形美を競っている。大倉避難小屋に着くと、雨がザァーと降り出した。ここで雨具を着、傘をさして再び登りだ す。登山口までの林道が不通にならなければ良いが・・・そんな心配がふと頭をよぎる程の雨脚だ。
登山道の両脇に咲き始めたニッコウキスゲ 五葉坂から弥陀ヶ原
ニッ コウキスゲ、コイワカガミ、カンクラ雪渓にはきぬがさ草の群落があり、花の綺麗なコースである。やがて室堂平の東端に着き、ハイマツがはえた平坦な道を行 くと、室堂ビジターセンターに着いた。ここで昼食、沸かしてくれたお湯で温かい飲み物でホッとひと息ついた。雨脚が強く、展望も望めないので山頂へは行か ず、エコーラインを南竜ガ馬場へと下る。
エコーラインの雪渓を行く キヌガサソウの群落
南竜キャンプ場からエコーライン方向 テント張りを体験
南 竜では雨にもめげずテント張り体験の後、自炊棟でハイキング恒例のトン汁&うどん鍋を作りビールで乾杯!雨と汗で冷えた体には温かい鍋は殊の外お腹にしみ わたった。雨が強く降っているのでケビンも一棟手配して、夕食後はケビンに集まりセルフレスキューについて語り合った。
翌、10日は南竜キャンプ場を後に展望歩道を分岐まで登り返し、平瀬道を下ったがガスが晴れ眼前に三方崩山が見え、眼下には緑色の水を湛えた白水湖が見え た。お天気の良い紅葉の季節に又登りたい!!そんな気分になる好きなコースであった。皮肉なことに下山して大白川温泉に入る頃にはお日様が顔を出した。み んな晴れ男、晴れ女ばかりだったんですけどね〜〜(-_-;)
雨に霞む大倉避難小屋 シュリンゲ、カラビナで真面目〜〜に講習(*^^)v
白山フウロ 白山シャクナゲ