奥三方山・奈良岳      6月12日(日)

       金沢の最高峰を河内村から                  小雨のち晴れ

参加者 4名
行動記録 林道歩き1時間半  登り3時間  下り2時間半  林道歩き1時間半


河内村から金沢の最高峰の奈良岳へ!この計 画は大袈裟に言えば、KHC長年の懸案としてきた例会の一つだった。富山県平村のブナオ峠から赤摩木古山〜見越山を縦走して奈良岳へ登ったことはあるもの の、石川県側の奥三方山から奈良岳への道は、林道の整備がなされてなく、登山口まで車が入ることが出来ない悪路なので近年は計画がなかったのだ。今年こ そ!と集合場所に集まったKHCの猛者4名は、霧雨の中“昼頃には天候回復“との予報を信じて出発。悪路で車の腹を擦りながらも、出来る限り車を奥まで入 れた。そこからは歩けど、歩けどなかなか登山口まで着かない。あたりはガスで景色は見えない。1時間半の林道歩きで、やっと登山口へ。
天候回復を信じて、傘さしていざ出発! 登山口までの何と遠かったこと
登り始めはかなりの急登に、登りより帰りの下りが心配になる。蒸し暑さで、やたら汗が噴出すわ、止まると虫が体中にたかるわ、憧れの奈良岳は中々楽には登らせてくれない。
幻想的なブナ林が続く 頂上近くになって現れた、美しい白山
立 派なブナの林が続き、Yさんによると「ガスの中のブナが一番美しい」なるほど幻想的な様子は登りのきつさと蒸し暑さをしばしわすれさせてくれる。暫く、緩 やかな道になり、又登り。所々に雪が残っている。奈良岳との分岐に着いた。本来の計画では奥三方山、奈良岳の二山を登る予定であった。時間的に無理との判 断で、駆け足で行動するより、奥方山だけにして、ゆっくり休みましょうと意見がまとまる。奥三方山頂は貸切。この頃には青空の下、残雪を頂いた白山が目前にド〜ン!眼下に雲海が広がり、我々4人はまさに雲の上の人。登り下りもだれともすれ違わず、唯一帰りに出会ったのは蛇だけだった。