天気予報では今日は暑くなりそうだが、、沢登りの例会なので関係ない。沢靴を履いて沢に入ると以外に水が冷たくない。入渓してすぐに5m幅の沢前面が滑床になっている場所に出る。空梅雨のせいか水量が少なく残念であるが、美しい滑床は50mぐらい続いている。 |
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美ケ谷の名前の由来となった美しい滑床 |
三段20m滝の右横の滝をロープをかけて登る |
今
日の沢登りは、寄席やディナーとは逆に、メーンが早々と出てくるようである。直登は出来ないが、単に高巻きをするのも芸がないとのことで、本滝の右にある
6〜7mぐらいの水量が少ない滝にロープをかけて登ることになる。安全を期して各自簡易ハーネスをして登る。その後、三段目の滝上部に出て、それぞれ深い
釜を持つ二段目、一段目の滝を素手でクリアーする。後は数多くの小さな滝を登り、中には滝に取り付くため釜の中を下半身濡れながら通過したり、小規模のゴ
ルジュを通過したりして沢登り入門の沢を楽しむ。医王山沢登りで毎回の楽しみであるカタハの収穫がこの沢ではほとんどなかったが、ワラビ採りに精を出す方
もいる。 |
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「確保ありがと〜」とロープで登ってきたKさん。この後ヘッドオンの効きかたを試す |
素手で沢の岩穴に隠れる山女を獲ったぜ(*^^)v |
水量が同じくらいの二股の沢を右に取り、水量が細くなったころに、右側にあるより小さい沢を急登すると稜線に出る。送電線の鉄塔が間近に見え、藪漕ぎして鉄塔に着く。 |
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鉄塔の下で昼食を取る |
帰路の林道脇に咲いていた可憐なササユリ |
そこで昼食を取り、食後、時間もあったので懸垂下降の練習をする。今日のCL,SLはやる気満々で、嬉しい限りでこのような機会が多くあることを願いたい。送電線巡視路を下って林道に出て、細尾トンネルを経て車に戻る。楽しく有意義な例会であった。 |