祖父岳  831m

標高差265m、どっこい手ごわい 釣鐘型の山     
                                       A健   5月22日(日)

参加者 CL松瀬 SL砺波 伊崎 古田 竹村 椎名 神田 中野 坂井 藤井 金子
行動記録 金沢7:10---富山西IC---谷折8:30〜45---祖父岳9:30〜10:50---谷折(神社見学)11:20---入浴12:30〜13:30---金沢14:30


祖父岳?何処にあるんだろう・・・と調べた本には以下のように書いてあった。白木峰から北へのびる稜線は、緩やかな起伏を経て野積川へ落ちるが、その末端の隆起が祖父岳である。つまり2万5000図「利賀」の右上隅で等高線が丸く混み合っている1000mに満たない標高ながら、釣鐘のような形の目立つ山容である。
富山ICを折八尾の街はずれで、野積川沿いの道をさかのぼり谷折の登山口まで1時間あまり。何度も中止かなと思うくらいの雨降りに、車中では不安な気持ち になったが、谷折の登山口に着く頃には雨も止み皆の顔に笑顔が戻っていた。駐車場に車を止め、「雨が降らんさきに登ろう」と健脚組が鍋の材料を担いで脱兎 のごとくに登っていった。早い人なら30分、遅くても40分くらいで登れる、距離は短いが登山口からいきなりの急登の山である。
見上げるばかりの急登だ〜(@_@) 木々の間から見える駐車場と竹原家
道は露岩と木の根が交互に現れる急斜面だが、いたるところにトラロープが下がっていて、急なわりには登りやすい。途中幹周り10mもあろうかという大きな杉が立っていて、Nさんが・・・
大杉と美女の抱擁? 9:30には山頂で鍋パーティ♪早弁はウン年ぶりやろ〜


山頂には早い人で35分で到着。早速鍋の準備をして後続を待つ。

二つ並んだ夫婦山が目の前に見える。「どちらが男やろう?」「あのもっこりしたんが男じゃない?」「違う、違う。ガタガタとした険しいのが男性や〜」とCLがのたまう。ちなみに二つの山の鞍部が松瀬峠だそうで・・・(^_-)-☆

松瀬峠のむこうには立山連峰、劔、毛勝三山など素晴しい眺望である。富山空港から飛び立つ飛行機が見え、集落が箱庭のように見える。鍋を囲みながらの皆の会話が弾み、眺望を堪能して下山となる。
行きは良い々、帰りは・・・急登の下り 谷折の神社


かっては5戸あった谷折の集落も今は竹原家が1戸だけ。

下山後に見学した谷折神社には八尾の天然記念物の大きなイチイの木があり、大株の石楠花が今を盛りと咲いていた。

大きさを伝えられないのが残念だけれど周りの人と比べればいかに大きいか分かるでしょう?

登山道には姫シャガずみの花、つばき、まだ蕾のゆき笹などが目を楽しませてくれた。