参加者 | 6名 |
行動記録 | 白山比盗_社5:00---市ノ瀬6:20---登山口6:40---千振避難小屋9:45---別山頂上12:00〜12:45---千振避難小屋14:10---水場15:56---登山口16:50 |
連休の真ん中、市ノ瀬の駐車場は満員であ る。大方の人は本峰を目指すが、別山の登山口に向かう人も多い。前日は雨だったが、予報では良い天気になるとのことなので、それを期待して登り始める。 しっとりと濡れたブナ林の中を歩く。最初は順調にやや早めのペースで登る。スタート時は靄がかかっていたが、避難小屋近くになると、晴れて日も照り出す。 ごつごつした感じの釈迦岳とその手前には観光新道から別当谷への斜面や本峰に続く山肌がくっきりと見え、雄大な景色が広がっている。双眼鏡で登る人の姿が 確認出来た。それくらいにすっきりと晴れ渡った空に、よく晴れたなぁ〜と嬉しくなる。 | |
千振避難小屋は新しく出来上がっていた | 急登でふり返ると避難小屋の赤い屋根が・・(*^^)v |
休 憩して所でふと下を見ると何と別当出合の建物が見えるでは無いか!ガ〜〜ン!市ノ瀬から結構歩いた積りなのに、まだこの高さなのかと少し気落ちした。朝の まぶしい光を浴びながら登っていくと、避難小屋が見え出し、その右手に別山への、急峻な峰が聳えている。程なく避難小屋に着いた。小屋は改装間もない様子 だが、思ったよりこじんまりしている。外で日を浴びながら休息するが暑くない。季節が変わったのだなぁと実感出来る。小屋から始まる急登はコースタイム1 時間30分のところ2時間以上かかってしまった。ひたすらの急登で、簡単には登らせてくれない。森林限界を越えると、ハイマツが生えたざれた道をジグザグ に登るとお舎利の頂上に着く。 | |
別山山頂はもう少し! | 遠く乗鞍、御嶽山が雲の上にから顔を出して・・・ |
こ こからは道はなだらかになり、山腹をまくように少し色づき始めた道を行く。折悪しく下から雲が湧き上がってきて、時間との勝負だなと言う感じで先を急ぐ。 もう少しで稜線に出ようとするところで、左手の峰に人がいっぱいいる。「三の峰だ〜」と叫んだが良く考えてみると、そこが別山の頂上だった。 | |
千振尾根の方向は雲で真っ白だが、岐阜側の白水湖の半分はきれいに晴れ、遠くも見渡せる。御嶽、乗鞍の左手には槍も見えた。 少人数なので鍋も考えたが、周りの景色を堪能することで振り替えにした。 帰りは、こんな急なところを登ってきたかと改めて考えるくらいの道をひたすらくだる。山頂では20人くらいの人に出会ったが、下りはだれにも出会わずに静かな山歩きを楽しめた。 小屋から下は、新緑の時、紅葉の時期とそれぞれに美しい白山山系でも指折のブナ林が続く。小屋からはコースタイムでは2時間半の所、疲れが出たこともあり今回は、11時間弱の行動時間になった。この時期になると、山の日暮れは早く風呂に入らずに帰路に着いた。 |
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ナナカマドの紅葉を楽しみながらの下山 |