感想と記録 朝からの自宅での雨は、キゴ山駐車場では雨気の雪となって降り続いていた。見る見る間に車が白くなる。その中を24名が集まった。雪山体験ということで初めての人もいれば雪山経験のある元気グループもいる。いくつものグループに分かれて歩き出す。リーダーから地図を渡され、いくつかのポイントを通りキゴ山を目指すことになる。そのポイントでつぎの方角を定めること、カンジキの歩きを体験することがねらいである。この駐車場は除雪の雪が周りに高く積まれている。そこから雪原へ行きたかったのだが、私たちのグループは迂回して車道を歩きふれあいの里へ、この歩きは雪が薄くカンジキに無理がかかる。ここから斜面をラッセルし上へ。とてもきつく先行グループの跡をしばらく借りる。晴れ間は見えず雪も多い、やがて眼下に自然観察センター(少年の家)が見えてきた。車道へ出てまた壁を乗り越え雪原へ、ここはかっての歩くスキーのスタート地点。次の方角を特定して歩き出す。この雪質、ラッセルは苦労した。難儀してピークの一つの放牧場へ、ここからキゴ山が近くに見える。一面真っ白、雪が多い。キゴ山への最後の登りを経て展望台のあるポイントへ、リフトから降りる人で賑わっている。天気が悪く寒い中、鍋料理の準備。たくさんの人数の準備お世話様。帰りはスキー場横の斜面をほぼ直下降する。天気はよくなかったが久しぶりの雪山歩き、汗もかきさっぱりした。ここは初めての人も歩ける手軽なコースである。