塩の道トレイル No.4
――山麓の湖と文化の道を歩く――
■実施日 令和3(2021)年4月24日(土)・25日(日) 晴れ・曇り
■参加人数 6名
■コースタイム
<1日目>13.1 km
集合 6:00〜 糸魚川IC〜大糸線「南神城駅」8:30〜(塩の道トレイル入)〜9:00青木湖〜10:50中綱湖(昼食)〜13:40木崎湖 〜 14:20「仁科神社」〜 14:40民宿着
<2日目>7.6km
民宿7:50〜8:00「阿部神社」木崎湖畔 〜(塩の道トレイル入)〜10:00「若一王子神社」〜大町市街(昼食)〜11:35「信濃大町駅」12:22〜(大糸線)〜12:50「南神城駅」〜13:00「姫川源流自然園」13:30 〜 糸魚川IC 〜16:00集合場所
■概要
昨年コロナ禍で中止だった例会。複数の県で「まん延防止」の適用要請がなされるタイミングでの実施とあって、できる限りの感染予防対策をして臨んだ。
白馬村南神城駅~信濃大町駅の6停車区間を一泊二日かけゆっくり歩くもので、南神城を出発して仁科三湖(青木湖・中綱湖・木崎湖)のそれぞれ西岸をなぞるように南下。林道・車道、集落・商店街を通って大町市を縦断するかたちで塩の道をたどった。復路はJR信濃大町駅から大糸線に乗車し、恒例の「車窓から旅の振り返り」をして南神城駅に戻った。
今春、地元の桜は足早に去った印象だったので、この時期に満開の桜に出会えたことは幸運だった。標高約800mの高地の春は、雪形を背景に色とりどりの花が咲き誇っていてコロナ疲れの心にやさしかった。
ちなみにGWに予定されていた、小谷・白馬・大町三市村で開催の「第42回塩の道祭り」は新型コロナウイルス感染防止の観点から昨年に続き中止になっている。
前回トレイルの終点=今回の起点
ここから大糸線と並行したり離れたりして大町を目指します
桜もですが、道沿いの花々に早速目を奪われます
蔵を守る、梁の立派な雪囲い
杉並木に守られた用水
桜に足止めされて、なかなか前へすすめない・・・
桜、さくら、、、
カタクリと福寿草と競演もあり
右、大糸線を一旦跨いで
スキー場横の林道へ入ります
国道406号と大糸線と
ここから線路と国道は青木湖の東岸に進路をとるため塩の道と一旦分かれます
西行法師も鬼も腰かけた?「鬼岩」
分岐を適当に進んだらルートを逸れて後戻り
遠目にやわらかな緑を演出するカラマツの新芽
カラマツ越しの青木湖
透明度の高い青い湖面には何艇かボートが
中綱湖にやってきました
オオヤマザクラのトンネル
濃淡あってきれいです
撮影スポットですね!
遠足一日目の後半戦に入ります
中綱湖を白馬方面に振り返ってみる
再び大糸線と合流
国道406号とも合流
ほどなく406号と分流
黄色パワーをチャージして足どりも軽く
咲きはじめの花桃と木崎湖
花桃街道ですね
元気なワンコの熱烈歓迎を受ける
花たちからも歓迎されている気分
「ヒカリゴケ」の案内にひかれて海の口上諏訪神社に立ち寄りました
花桃越しの木崎湖
小熊山と猿ヶ城跡を結ぶトレッキングコースがあるんですね(気になります)
お宿では癒しの時間と空間を提供いただきました(夕食のりんごの天ぷら!見るのも聞くのも食すのも人生初でした)
翌朝は森城址(仁科神社)奥の阿部神社のお参りから
こういう発見が楽しい
爺ヶ岳と鹿島槍を首がおかしくなるほど振り仰ぎ見ました
(近景の山や雲に見え隠れするたび喜んだりがっかりしたり
この地点でのテンションの標高差はすごかった)
若一王子神社へ参拝
境内には大日如来を安置する三重塔があるなど神仏習合が見て取れる
仁科三十三観音霊場の第一番札所
トレイルの終点、信濃大町駅
電車から仁科三湖や北アルプスの白い峰々を眺めながら南神城駅まで戻りました
姫川源流自然園に寄り道
過去例会で姫川の爪痕もみましたが、そのはじまりは名前通りのように感じました