高山では雷鳥を良く見かけるのだが、冬毛の白い雷鳥に会いたくて、雷鳥ファン13名と一緒に立山室堂にやってきた。 ついでに雪の大谷を楽しもう♪と言う、期間限定企画である。 週間天気予報では、もしや雨女か?とハラハラさせられたが、180度予報がひっくり返って快晴となり、ご一行の皆さまは笑顔と共にパワーも全開となった。 朝一番7時発のケーブルに乗り、美女平で乗り継いだ高原バスの車窓からは、カーブを曲がる度に、鍬崎山、剱岳、大日岳が…立山連峰も正面に見えてきて、あっあれは何?白山だ!一瞬だったがクッキリと白山が見えたので、状況判断で予定コースの逆回りを即決!雷鳥目撃は朝と夕方の方が有利なのだが、雲が湧く前に、まずは白山を見に室堂山展望台へと一直線! 左手に迫力の立山連峰と目の前に浄土山、右手に大きく大日岳と奥大日岳、後ろに毛勝三山と剱岳、3000mに手の届く山々に囲まれた贅沢な空間の中、ゲレンデのような広々斜面を自由自在に直登である。 展望台では期待通りの眺望が待っていた。スパッと切れた五色ヶ原を真ん中に囲むように、野口五郎岳、槍の穂先もクッキリ、槍から続く穂高連峰、赤牛岳、水晶岳、一段と美しい形の笠ヶ岳、薬師岳から北薬師岳の稜線も、そして鍬崎山を眼下に望み、その上に真っ白な白山が鮮明である。 富山湾の水平線まで綺麗に望むことができ、ワンダフル!それ以外の言葉がないほど美しかった。 展望台からはトラバース気味に下山して、一ノ越方面へ向かった。一ノ越では山荘前のテラスのような場所に陣取り、槍穂高はもちろん、展望台からは浄土山に隠れていた、餓鬼岳、燕岳、烏帽子岳などを真正面に望みながら昼休憩とした。 下見の時は怖いくらいの強風だったが、今日は微風で穏やか、食後は玉殿の湧水で入れたコーヒーを全員で頂き、至福のひと時を過ごした。 一ノ越から室堂山荘に向かって下山中、何と3羽の雷鳥のお出迎えがあった! 誰かがモデル料払わなくちゃと口にする程カメラ慣れしていて、ポーズも決まり、私達の方が雷鳥さんに見られているのでは?と思える程である。 3週間前の下見では真っ白だったが、冬毛が抜けてマダラ模様となり、暖かさのせいか昼時なのに動きも活発だ。 その後、みくりが池近くでも仲良くお食事中のツガイ(♂♀)に会えて、雷鳥ウォッチングは200%の確率で大満足であった。 室堂に戻り、観光客で溢れるターミナルを迷子にならずに無事通過して、雪の大谷最高地点を見に行った。 テレビでは見たことあったが、やっぱり生で見るのは迫力が違うね!と言うメンバーが半分、数年振りと言うメンバーもいたので、雪の大谷がついでと書いたのは取り消しだ。 3週間前は18m、本日は17mで、まだまだ見応えがあり十分にメインと言える。高さに余り差がないのは、4月末にドンと、1m程の積雪があったせいである。 帰りは人の数だけ臨時バスが出ており、10分程並んだだけで、15時発の高原バスに乗車できた。 いつもなら早くて10時頃、午後になると決まって雲が湧いてくるのだが、本日は全く例外である。 約50分乗車のバスも寝ている場合ではなく、マイカーに乗り換えて立山市内でも、青空と白い北アルプスの山並みが変わらず美しく見えていた。 のんびり歩きの為疲れもなく、「 眺望 ・ 雷鳥 ・ 雪の大谷 」と、3拍子揃った充実の一日となって、解散のその時まで、皆さんの笑顔も絶えなかった。 … (By S)
立山室堂周辺のGPS軌跡 ( By Sashie )立山が輝いていた、ここからスタート!(アイゼン9名、カンジキ3名、スノーシュー1名)半分登って後ろを振り返ると、富山湾の水平線までクッキリ!展望台からの真っ白な眺望にうっとり。。。鍬崎山が眼下に…金剛銅山、白木峰、堂々たる白山の雄姿! 展望台にて集合写真(カメラマンは交代で)本日唯一のトレーニング箇所だったかも?…雄山を正面にトラバースで一ノ越に向かう!山荘手前だけがやや急登!到着して一ノ越からの眺望に酔いしれ、山座同定をする皆さん。本日は微風につき、多くの登山者やボーダーが、雄山に登って行く。。。階段を作り、ズラッと並んで昼食&コーヒータイム 龍王岳をバックに皆さん 元気娘のGさんとMさん 引き続き全員集合写真、登らなくても写真はちゃっかり!(龍王岳と雄山をバックに)雷鳥♂と雄山のツーショット!お出迎えに来てくれたので、探す手間が省けました。♂だけどお尻姿が可愛いね!下りの途中で一息。室堂山荘前で二息!…ここが奈緒ちゃんのお仕事場 (今日はお布団干しパスできて良かったかも?)みくりが池をグルッと回って室堂ターミナルに戻った。みくりが池の近くで、ツガイ(♂♀)の雷鳥さんに会えた。(Love Love 新婚さんだ!) 雪の大谷最高地点で、本日は17m! ケーブルに乗って材木坂を見ながら帰宅。
☆ 集合写真を会員のページに入れました。