蟹ノ目山 例会山行報告2007年11月23日(金)[参加者]
14名
[コースタイム]
和気の岩7時45分 → 東谷生活改善センター 8時40分 → 登山口 9時15分 → 山頂 10時50分〜11時45分 → 12時50分 → 東谷生活改善センター 13時30分 → こおろぎ橋散策と風呂 15時30分 → 和気の岩 16時
感想と記録
何とか天気が持ちそうな勤労感謝の日、和気の岩は小松へ向かう片側車線の横にあって、初めての人はやや分かりづらいかもしれない。そうした事情もあり出発が少し遅れる。車で走る道はしっかりしていて荒谷の集落を過ぎた東谷生活改善センターに車を置く。紅葉した木々が美しい。ここから林道を歩くが静かななだらかな歩きである。ほどなく分岐にさしかかる、右は大平尾根コース、まっすぐは石楠花コース、共に頂上まで90分のコースである。石楠花コースを進む。きつくはないがひたすら登りが続き高度を稼ぐ。やがて小松市街や日本海が見えてくる。紅葉もまだきれいに残っている。500メートルあたりから積もった雪が道に見え始めた。頂上付近では15センチほどの積雪である。周りの山々も街並みもよく見える。さっそく昼食、鍋料理が始まる。風はなくても登りの汗が冷えると寒さを感じるが料理で暖まる。689メートルのこの山、この時期としては登りやすさや山を楽しむ点で快適なコースの一つではないかと思う。下山して分かったことだが、ちょうどこの時、北海道のホロカメトクで雪崩遭難が起きていた。それはこの山の頂上の雪からしても山はしっかり冬だと言える。下りは大平尾根コースの方に向かう。雪や落ち葉のぬかるみで滑るが、斜面も急ではなく歩きやすいコースだと思う。
山中温泉の風呂に入る前、紅葉の名所を散策する。3連休とあって混雑している。散策コースの紅葉もシーズンは過ぎたようだがまだきれいだ。道も整備され歩きを楽しむことが出来る。温泉街の店が並ぶ通りも広くなりきれいになっていてたくさんの人が行き交う。活気も出てきたようだ。風呂はお湯が熱く山中温泉に入ったという感じだった。和気の岩で車から降りると寒くでふるえた。今日は寒い日だったが楽しい山行となった。
(左から)東谷生活改善センターの紅葉 − 大平尾根コースと石楠花コースの分岐 − 中間点の標識
(左から)小松ドーム、木場潟、日本海を望む − 頂上の雪 − 頂上にて
(左から)富士写ヶ岳を望む − 山中温泉の紅葉