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例会山行報告 >> 記事詳細

2020/11/10

夜叉ヶ池例会山行報告

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夜叉ヶ池(1,212m)
 - 紅葉のブナの森から伝説の大池 -
 
【日  程】  令和2(2020)年11月8日(日) くもり
【参加人数】  27名 ランクA健
【コースタイム】集合場所 6:30-登山口 8:30~8:50-夜叉ヶ池 10:45~11:00-夜叉ヶ池山(夜叉丸)11:20~11:30-夜叉ヶ池(昼食)11:50~12:25-登山口13:50-集合場所16:30
【概  要】
 夜叉ヶ池は、福井県南越前町と岐阜県揖斐川町との境界付近にある池で、龍神伝説が伝わり、金沢三文豪のひとり泉鏡花の戯曲の舞台にもなっています。絶滅危惧種のヤシャゲンゴロウの生息地でもあり、ボランティアの方が保護のためのパトロールをされていました。登山口には樹齢400年のカツラの大木があり、キャラメルのような甘い香りを放っています。登山口の鳥居をくぐり、出発です。紅葉の美しい森の中を落ち葉を踏みしめながら歩きます。急登はなく歩きやすい道が続きます。ブナの黄葉、夜叉ヶ滝、2本のトチノキの巨木など見どころも満載です。
 くもりの予報でしたが、途中から怪しげなお天気、とうとう雨が降ってきました!夜叉ヶ池に到着する頃には雨はやみましたが、視界は真っ白で池の手前の淵しか見えず、池の大きさや奥行きすら全くわからない状態。龍神伝説を彷彿とさせる幽玄な雰囲気…と言うべきなのか。しばらく眺めていると、嬉しいことにガスが晴れてきて池の全容が見えてきたので、気を取り直し、ザックをデポして空身で夜叉ヶ池山(夜叉丸)に向かいます。徐々にガスが切れ、神秘的な池と冬枯れの樹々が姿を現し、皆の歓声が上がります。ちょっとした急な岩場を登り、笹藪をかきわけると夜叉ヶ池山に到着。人気のある山で福井県側からも岐阜県側からも次々と人が登ってきて、すれ違いが大変でした。道を譲ってくださった方々、ありがとうございました。大勢でごめんなさい。池のほとりも混雑してましたが、何とか座る場所を確保し、池を眺めながらのランチタイム。下りは同じ道を降ります。お天気が回復してきて光が差しこむと紅葉が一層鮮やかさを増します。秋山の美しさを満喫でき、とても賑やかで楽しい山行でした。CL・SLはじめ皆様、ありがとうございました。



登山口では樹齢400年のカツラの木がお出迎え。甘いキャラメルの香りがしました。


2班に分かれて、沢沿いの道を歩きます。


夜叉ヶ滝


夜叉ヶ池。到着時は真っ白で池の奥行きもわからないほど。しばらくしたら、ガスが切れ、晴れてきた!


夜叉ヶ池山(夜叉丸)へはちょっとした岩場。慎重に登ります。


冬枯れの樹々と夜叉ヶ池、流れる雲が神秘的な雰囲気です。


笹藪をかきわけ、夜叉ヶ池山(夜叉丸)に到着。小さな小さな標識がありました。


夜叉ヶ池。かろうじてハート型?


池を眺めながら、慎重に岩場を下ります。


池のほとりの木道でランチタイム。かなり密です。ぎゅうぎゅう。


こんな美しい景色を眺めながらランチタイムです。


池の付近の紅葉は終わっていましたが、途中の黄葉はとてもきれいでした。








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