籾糠山(1,744m)6月18日(土)晴れ 参加者14名
<コースタイム>集合場所(7:30)→登山口(9:00)→<天生湿原 木道東回り>→匠屋敷(9:40)→カラ谷分岐(10:00)→<カラ谷登山道>→カツラ門(10:35)→木平分岐(11:05)→籾糠分岐(11:35)→籾糠山山頂(12:05)→籾糠分岐手前休憩所(昼食12:30~13:00)→<木平探勝路>→木平湿原(13:45)→カラ谷分岐(14:20)→<天生湿原 木道西回り>→登山口(15:00)→集合場所(16:40)
岐阜県の北部、白川村と飛騨市河合町の境にある天生峠から、天生県立自然公園内をのんびり歩き、籾糠山に登ってきました。 水芭蕉は完全に終わり、葉っぱのお化けになっていましたが、カツラやブナの巨木や可憐な花を咲かせるたくさんの高山植物を見つけることができ、参加者の植物解説を聞きながら、ゆっくり写真山行を満喫しました。 園内は岐阜県の天然記念物に指定されている天生湿原を通った後、3つのコースに分かれます。今回は、行きにカツラ門(カツラの巨木群)のある「カラ谷登山道」を通り、籾糠山山頂へ向かい、山頂から折り返して、帰りは「木平探勝路」を通るルートでした。木道や登山道はよく整備されており、分岐の案内板は分かりやすく、休憩場所には木のベンチが設置され、急な登りも階段が優しい段差になっているため大変歩き易かったです。
広々とした登山口の天生峠駐車場。赤い屋根の建物はトイレで、靴洗い場も設置されています。登山口では協力金(ひとり500円)を支払い、園内マップをもらいました。園内の各所に設置されたトイレ用テントブースでは携帯トイレを購入(400円)します。懐が痛いですが、お腹が痛いのには変えられません。。。天生湿原手前の分岐。湿原の周囲を囲む木道は一方通行で、行きは左手から回り、帰りは右手から戻ってきます。天生湿原。ミズバショウやコバイケイソウは葉だけが残っていました。湿原中央にはワタスゲが咲いていました。クマよけに叩いて音を出します。匠屋敷。籾糠山の云われ、飛騨の匠伝説が解説してありました。大きなカツラの木。参加者がコビトのようです。石の上にも、うん十年? どのように生えているのか謎のカエデですが、枝ぶりはなかなか立派です。迫力あるカツラ門をバックに集合写真を撮りました。ブナの木も負けじとそびえ立っています。このようなトイレブースが所々設置されていました。木のベンチ。山頂手前の最後の登り。階段はしっかり、段差はやさしい。籾糠山山頂。クマに削られたのでしょうか、だいぶ欠けています。山頂からは遠くが霞んで見えませんでしたが、北アルプスが一望できるらしいです。白山は他の山の蔭になり見えません。(行きの車中では天生峠の中腹から白山がきれいに見えました)早々に山頂をあとにしました。↓今回の収穫(動植物写真集)↓ タニウツギ サラサドウダン ヤブデマリ モミジカラマツ ギンリョウソウ ショウキラン サイハイラン ミゾホウヅキ モリアオガエルのタマゴ クワガタ(メス)