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2012/04/15

2012年4月8日(日) 残雪を安全に歩く講習 ピッケル・アイゼンの使用

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2012年4月8日(日) 快晴 参加者16名
セイモアスキー場
残雪を安全に歩く講習 ピッケル・アイゼンの使用

[コースタイム]
セイモアスキー場P8:00-標高530m地点9:25~9:45-標高700m地点10:40-標高1050m地点(スキー場上部)12:20~15:00(食事・講習)-セイモアスキー場P16:00
※歩行距離 約6.5km 標高差 750m




 快晴の下、セイモアスキー場の斜面を利用させていただいて、残雪を安全に歩く講習(ピッケル・アイゼンの使用、ロープワークの体験)を実施しました。講習にあたり、事前に資料が配布されました。当日実施された主な講習内容を、以下に示します。

1.急斜面を登る-ピッケルの活用
 
2.ピッケルを用いた滑落停止
 
3.アイゼンをつけての歩行
 
4.ロープワーク
(1)テープスリングで簡易胸ハーネス
(2)肩がらみの確保(人の重さを感じる、自己確保なしで確保できるか?)
(3)雪山での支点の作成
 スタンディングアックスビレイ
 レジ袋に雪を詰めて、クローブヒッチでスリングをかけ、雪に生めて支点作成(4)肩がらみの確保(自己確保つき)
   確保しながら急斜面で人を降ろす
(5)ATCガイド の利用
 
(6)すべりやすい急斜面を下る
ロープにバックマンノットを結び、(簡易)ハーネスに接続して下る。
万が一、足を滑らせてもロープのおかげで滑落しない。
 
(7)懸垂下降
・カラビナ+ムンターヒッチ
・ATCガイド+クライムハイストでバックアップ

5.本日使用したロープの結び
テープスリングを用いた簡易胸ハーネス
エイトノット(8の字結び)
シートベント
クローブヒッチ
ムンターヒッチ
ムンターヒッチ+仮固定
クライムハイスト
バックマンノット
バタフライノット
ラビットノット

(感想や注意事項)
・人がぶら下がったときの重さ、ロープを引く力はとても強い。自己確保は絶対に必要
・テンションがかかったロープの固さは想像以上だった。
・懸垂下降(もどき)の練習は楽しい。しかし、空中懸垂はとてもできない(仮固定と自己脱出ができなければ、安易な懸垂下降は死に至る怪我に直結する)。
・講習後、「続生と死の分岐点」を読んでいる。「まさか」が多発し、ベテランでも命を落としたり、怪我をする例が多いことを知った。
・ロープワークを学び、できることが増えてくると面白い。しかし、
「続生と死の分岐点」を読んで、間違ったときに取り返しがつかないことがあるのがクライミングの世界だと感じた。

 
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