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2009/04/03

ショウガ山(1624m)・大辻山(1436m)

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個人山行                      321()・晴れ

ショウガ山(1624m)・大辻山(1436m)

参加者 3名

 コースタイム:   神社500――深瀬トンネル540600――登山口620――小嵐山755――ショウガ山10301100――大辻山1230――深瀬トンネル

14551510――神社1540

小嵐山を経てショウガ山に登り、大辻山経由で下山する残雪の周遊ロングコースを歩く。ほぼ毎週山歩きをしている二人の健脚組と違い、この冬、2回しか山歩きをしていない身には厳しいコースで、一抹の不安を抱いての参加であった。

深瀬大橋を渡り、右に進んで、一番目トンネルの入口にある小さな空き地に車を停める。ここには大辻山への登山口がある。身支度をして、二番目トンネルの出口にある登山口まで20分ほど歩く。登山口には、車3台できた10人ほどの男女の登山者が身支度をしていた。このグループとは後先に登ることになるであろうと思うと何かと心強い。登山口からほんのわずかだけ登山道らしい階段があったが、後は尾根に出るまでは狭い不安定な獣道のような道を急登し、尾根筋に出る。そこからは小嵐山まで道があるようでないような尾根歩きとなる。もくもくと高度を上げてゆき、残雪歩きとなってしばらくすると小嵐山に着く。後ろを振り返ると、青空を背景に鷲走ヶ岳が姿を現していて、今日の好天気を確約している。

ここからしばらくは平坦な歩きと緩やかな登りで、ルンルン気分で尾根筋に沿って木々の間を進む。やがて急勾配の斜面が目の前に現れ、雪もしまってきたのでアイゼンを履くことになる。何回かの急斜面を登るにつれて、樹木の数も少なくなり、谷を隔てた向こうには大辻山が見える(写真)。足が悲鳴を上げ始めた頃、やがて斜度が緩やかになり、その先にまた急斜面が現れるのではないかと危惧したが、目の前に青空が徐々に広がり、やがて白い雪で厚化粧した正に白い白山が目に飛び込んできた(写真)。やっと1570mのピークに到達したのだ。そこでは360度の大パノラマが楽しめる。白山の左側には加賀禅定道の峰々が、さらに笈ガ岳、大笠山も望める。左にはショウガ山の頂上が稜線伝いにある。右の稜線の向こうには鳴谷山が見える。そのほか名も知らない峰々が連なっている。今日は素晴らしい天気で、眺望もこの上なく良く、苦労して登った甲斐があった。大自然に感謝、天気に感謝、仲間に感謝、我が足に感謝。

稜線を上り下りして辿ると(写真)ショウガ山頂上に着く。眺望は先ほどのピーク点と変わらないが、大辻山に至るアップダウンの稜線が望める。先は長いので、白山と対峙しながら早めの昼食となる。長くいたいが、そういう訳にもいかず大辻山に向かう。後ろを振り返れば、数人の登山者がショウガ山頂上を目指しているようである。登山口で出会ったグループなのだろうか。

残雪の下山時は、尾根筋を間違える危険性がある。しかし、今日は快晴で、周囲を把握しながら注意して進むと間違いがないようである。少しは登りがあるものの、どんどんと下ると、ほぼ1時間半で大辻山頂上に着く。広い頂上から白山をバックにしたショウガ山が望める(写真)短時間で、ここまで来られたことに感心する。残雪の下りは早いからであろう。後は、尾根筋を最初は西方向に下り、途中で南西に向きを変える。向きを変えたあたりで雪がなくなり、ヤブこぎが多くなる。登山道があるのかないのか分からない中、忠実に尾根筋を辿り、後少しの713m付近で尾根筋が北西、南西、南の3方向に分かれる分岐点で、北西に取れば大辻山の登山口に出る。我々は最後にコースを外れたらしいが、30mぐらいトラバースすると登山口に着いた。

 心配していた足も痙攣寸前のところで回避され、お荷物になることなく歩けたことに安堵する。                


 

 


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