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2021/11/17

千石城山

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千石城山例会報告

 

千石城山(757m )富山県上市町  

―紅葉と冠雪の剱岳を見る―


実施日 20211115日㈪ 曇りのち雨

参加者 14名 A

 

コースタイム

集合8:20→立山IC855→ふるさと劔親自然公園P9:20930→登山口1000→分岐1035→千石城山(昼食)11001145→分岐1205→登山口1230→ふるさと劔親自然公園P1250→解散14:20

 歩行距離4.5㎞、高低差400m

千石城山の名前の由来は、南北朝~戦国時代に地元の豪族「土肥氏」にかかわる城館群の一つがあったことによるらしい。かつては城があった山は、現在は劔岳を臨める楽しいハイキングコースとなっていた。

立山ICを過ぎて30分弱、上市川第2ダムの上を車で通過すると「ふるさと劔親自然公園」に到着。「午後からは雨になりそうだ」というCLの言葉に促され、全員そそくさと準備をしていると、同公園にパークゴルフに来た地元の方に「歩かんでも上まで車で行けるよ」と親切(?)なおことばをいただく。

公園入口駐車場の管理棟にはトイレあり。スリッパに履き替えて使用。公園にはオートキャンプ場や、パークゴルフ場もある。山に登ってからキャンプというのもあり。

登山口までは公園の中を通過するが、アスレチック広場や、ちびっ子広場などがあり、ファミリーで来ても楽しめそうだった。展望台広場そばに駐車場があり、そこを抜けるとすぐに登山道入り口となる。

アスレチック場は遊具2つほどだが、公園内にもう一か所あるらしい。ちびっ子広場は、冬のそり遊びが楽しそう。展望台広場で、ちょっと休憩。


展望台そばの駐車場から見えた千石城山。今から行くので待っててね。

登山道入り口

疑似木の階段が続く登山道は整備されている(疑似木は滑るので注意)。汗ばみながらも、きれいな晩秋の景色に時折足を停めながら登っていく。

立派な杉林

ふかふかの落ち葉の道を踏み歩くのは気持ちが良い
秋の千石城山を彩るメンバーたち色々。アオキはこれから赤くなるのかなぁ?

尾根に出たところにベンチがあり、冠雪した山々がみえた。

右は大日岳、その奥が奥大日岳


タカノツメ。石川県では珍しいらしい。優しい黄色に色づく葉は薄く透明感があった

尾根を巻くようにして登っていくと30分ほどで山頂到達。

お城があった山頂は、広く平らで、参加者全員が座れるほどのベンチがあった。

山頂。お城があったため、広く平らに切り開かれている。古の人たちも、ここから劔を眺めていたのかと思うと不思議な感じがする。

この時点では、楽しみにしていた劔岳周辺は雲で隠れていたが、昼食タイム中に少しづつ雲が晴れてくると、みんな食事の手を止めて絶景ポイントに集まってくる。(山好きは、山が見えてくるとテンションが上がる)

大日、奥大日、劔。劔は山頂に雲が少しかかっている

毛勝三山。太陽の光を受けて白く輝いていた。
「雨雲がそこまで来ているので、カッパ着ておりましょう」とCL気象予報士に言われ全員雨装備で下山開始。予報通り、登山口まであとわずかというところで雨が降り始めるも、備えあれば憂いなしで、全員慌てることなく無事下山となった。

落ち葉の下の疑似木の階段は、雨で一層滑りやすくなっていた
予定より早く下山となり、少し余裕のできた午後の時間をどう過ごそうかと考えながら解散となった。
楽すぎずきつすぎずのこの山(ちょうどいい感じの山ということか?)は、ほかにも急登ルートや冬場にはワカンやスノーシューに適したいくつかのルートがあるそうで登山としても、オールシーズン楽しめるそうだ。ぜひどなたか挑戦してその報告をいただけたらと思う。

 


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