個人山行報告 鷲羽岳(2,924m)・水晶岳(2,986m)
日時:30年8月19日(日)~21日(火)2泊3日 天候:3日とも晴れ
参加者:3名
かねてより行きたかった鷲羽岳・水晶岳に行ってきました。
1日目2日目は晴れ予報ですが3日目は曇り後雨の予報で3日目は帰るだけだから、カッパ着てもしょうがないか?
ぐらいに思って「エイッ」と出発しましたが運よく帰りも晴れて、壮大な景観を思う存分楽しみました。
軌跡とグラフ
コースタイム
1日目:新穂高登山口9:30--小池新道口10:55--秩父沢11:42--鏡平13:23
--弓折分岐14:26--双六小屋15:43 (泊)
合計時間: 6時間50分 平面距離: 14.01km 沿面距離: 14.33km
最高点の標高: 2633m最低点の標高: 1069m 累積標高 (上り):1736m累積標高 (下り): 383m
とんでもない事をやってしまいました!!冷静沈着のはずのわたくしが‥。
朝6時頃深山荘前の無料駐車場に着いて、日曜日なのに空きがあって何とラッキー!さぁ出発と
トランク開けたら「靴がない‥」入れたつもりで入れてなかったぁ!
寝ている家族に電話して、「一生のお願いだから靴を持って富山インターまで来てちょうだい」と
拝み倒し(のちに謝礼金で不起訴に)他2名は先に登り始めてもらいました。
新穂高➔富山インター➔新穂高と「靴」をゲットして戻った時にはもう深山荘前の駐車場の空きは無く、
遠い鍋平に停めて登山口まで30分の山道を歩かねばなりませんでした。 という事でコースタイムは後発組私一人のものです。
長い林道を歩いてようやく小池新道入口
これから一人寂しく登る道を見上げる
鏡平に着いたら お約束の池に写る槍・穂高
大分登って来ました 鏡平が箱庭のように見える
お槍様どアップ
あ、双六小屋が見えて来た 鷲羽岳がどで~ん左奥には水晶岳が
やっと仲間と合流出来ました とりあえず「生ビールくださ~い!」
2日目:双六小屋5:20--双六岳6:25--三俣蓮華岳7:45--三俣山荘8:30--鷲羽岳10:04
--ワリモ岳10:55--水晶小屋11:54--水晶岳12:42--ワリモ北分岐14:03-
(黒部源流道)-三俣山荘15:53 (泊)
合計時間: 10時間15分 平面距離: 13.92km 沿面距離: 14.34km
最高点の標高: 2983m最低点の標高: 2404m 累積標高 (上り):1228m累積標高 (下り): 1336m
今日は目的の鷲羽・水晶です。その前に双六岳・三俣蓮華岳の山頂も踏んでおきます。
鷲羽への登りはちょっと頑張りどころ。登ったり下りたりで水晶までが長かった。でも雲の平を
上から覗き込みながら展望は一級でした。水晶の頂上でショックな情報が‥前日泊まった人によると本日の宿泊地
「三俣山荘」にはビールが無いと。2日後でなければ入って来ないと。あんまりではないですか! 考えた末水晶小屋で1本
(ここも品不足でおひとり様1本限り)買って持って帰り、近くの沢水で冷やし三俣山荘に着いてから大切に飲みました。
小屋前の朝焼け
まず双六岳へ
誰かが言っていた 振り返れば槍ヶ岳への滑走路
双六頂上
次は三俣蓮華岳へ
三俣蓮華岳頂上
一旦三俣山荘まで下りて 鷲羽岳・ワリモ岳・水晶岳
これから登る右から鷲羽岳(美しい!)・ワリモ岳・水晶岳(岩場の荒々しい山)
鷲羽の途中から 鷲羽池?後ろの山は色からして赤岳?自信ない
鷲羽岳頂上
ワリモ岳から振り返って鷲羽岳
ワリモ岳
水晶まではまだ遠い
水晶に向かう 頂上手前に3つのピークがある
3つのギザギザ稜線をたどる
まず梯子 短いけど
岩肌にはホントに水晶が混じっている
岩登りを楽しんで登頂 でも岩場は危険がいっぱい慎重に
水晶岳頂上
頂上北側からは黒部湖も見える
登ってきた道 よくやった でも今日はご褒美が無いと‥テンション⤵
3日目:三俣山荘5:45-(巻き道)-双六小屋8:00--弓折分岐9:09--鏡平10:13--
小池新道入口12:10--登山口14:20--鍋平15:00
合計時間: 9時間14分 平面距離: 18.19km 沿面距離: 18.55km
最高点の標高: 2751m最低点の標高: 1105m 累積標高 (上り):670m累積標高 (下り): 2019m
朝のシルエット
巻き道を行く とても爽快な道 正面に槍を見ながら(今日はガス)お花畑を(もう終わり)行く
今日は運よく晴れたけど お槍様はガスにお隠れ
駐車場への戻り道、焼岳が近い
3日間良く歩きました。北アルプスの全貌が見えてとても思い出深い山旅になりました。やっぱり山っていいですね。 END